キャンペーン概要
時期:2016年
国名:USA
企業/ブランド:Century 21
業種:不動産
さて、新しい居住者は……
「ホワイトハウス」と言えば、アメリカ大統領が居住し、執務を行う場所。大統領選を目前に控え、来年の1月から「誰がホワイトハウスに住むか」で話題は持ち切りです。
そんな中、グローバル展開をしている大手不動産会社Century 21が、注目の集まる「ホワイトハウス」を最新物件として同社の物件検索サイトに掲載しました。
約5万平米もの敷地に、16部屋の寝室、そして35個のバスルームを有する「ホワイトハウス」。その想定額は、なんと約4億ドル。所在地はアメリカの中で最も有名な住所とも言われる「ペンシルベニア通り1600番地」。
また、サイトには室内の写真も多数掲載されており、普段はなかなか見ることができない「ホワイトハウス」を覗いているような感覚で楽しめます。
そして面白いのが、ページのあちこちに設置されている、「Help Find the Next Tenant(次の居住者を見つけるのを手伝ってください)」と書かれたボタン。
ボタンを押すと、政府公式サイトの選挙案内ページに遷移。居住州を選択し、州ごとの投票方法の詳細を確認できるようになっています。
誰もが注目する大統領選に、不動産会社らしく“ホワイトハウスの次の居住者を見つける”という視点で乗っかった遊び心溢れるPR施策でした。投票促進に結びつけるところも意義深くていいですね。
先週の紹介キャンペーン
記事転載元:AdGang