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MarkeZine Day 2026 Spring

プレスリリースの効果的な活用法

URL掲載はメディア判断 サイト流入を高めるためのリリースマナー

広報担当者は“二つの目的”を意識しよう

 皆さんは、プレスリリースを使ってメディアでの露出獲得を目指す中で、「記事になったら、自社にどういう効果があるか」「どういう効果を生み出したいか」を考えていますか?

 プレスリリースを使う目的は大きく分けて二つあると考えられます。それは「プロモーション」と「ブランディング」です。「プロモーション」は短期的に売上や集客アップに直結させること、「ブランディング」は長期的に自社・商材の価値を高めていくことを指します。

「プロモーション」の例

  • 販売数アップ
  • イベント集客アップ
  • サイトのPV数アップ
  • ダウンロード数アップ

「ブランディング」の例

  • 採用応募数アップ
  • 投資家への印象アップ
  • 商品価値アップ

 KPIを設定する時には、そのプレスリリースが「プロモーション」と「ブランディング」どちらを目的にしているのか方向性を見極めることが大事です。

 たとえば、投資家への印象アップを狙ったプレスリリースであれば、生活情報を扱うメディアや、若いビジネスマン向けのビジネスメディアを狙うよりも、日経新聞や日経産業新聞等のビジネス紙・誌への掲載を狙うほうが効果的でしょう。

 また、新規顧客層への購買行動を促したい場合には、有力なメディアだけでなく、これまでのプレスリリースでは掲載されたことがないメディアへ掲載を狙っていくことが有効でしょう。

ポイント:目的を認識することが大事!

 発表する内容、配信するプレスリリースには必ず目的があるはずです。「メディアに取り上げられる」ことのさらに向こう側にある目的を見失わなければ、追うべきKPIも自然と見えてくるでしょう。

次のページ
自社サイトへの流入につなげるプレスリリース施策とは

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この記事の著者

伊藤 哲弥(イトウ テツヤ)

ソーシャルワイヤー株式会社 @Press事業部 副事業部長
1988年生まれ。大学卒業後に編集プロダクションでの勤務を経て、現職。プレスリリース配信サービス「@Press(アットプレス)」において、マネジメント業務やマーケティング施策の実施、セミナー登壇や営業まで幅広く行う。

■@Pressについて
日本で一番記事や取材につながるプレスリリース配信サービス。すべてのプレスリリースに、専用の担当者をアサインするシステムを2001年のサービス開始より続けて...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2016/12/27 08:00 https://markezine.jp/article/detail/25778

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