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第1回 現場プログラマが見る、Web2.0

2006/05/31 00:00

今の世に蔓延るマーケティングツールや社内システム。それらを実際に作っている現場のプログラマーさん達に今のWeb界隈の現象、いわゆるWeb2.0について語ってもらいましょうというのがこの企画!最先端でツールを開発する、そう、ここにはまさに「あなたのとなりの」プログラマーの生の声があるのです!

インタビュー相手プロフィール
武田氏(仮名)。30歳。開発暦は9年のベテラン。現在は企業の社内システムのウェブ化に対応するべく日々我流のプログラミング知識で奮闘する、まさしく「現場」のプログラマー。
インタビュアー
MarkeZine編集担当。編集歴は4年で、自らを「編集者1.0」と称する。

環境の変化と開発の変化

編集部
今日はよろしくお願いします。顔も名前も出ないので思う存分何でも喋ってください(笑)
武田
はい、よろしくお願いします。こういうの初めてなんで楽しみです。
編集部
では早速。プログラマーになったきっかけってなんですか?
武田
いや、単純ですね。当時Windows95がリリースされてすごく盛り上がっていて、テレビとかでも大々的に取り上げられていた時期で。これからはパソコンできないとまずいなぁって感じたんです。で、どうせやるなら専門的にやろうと思ってプログラマーになりました。
編集部
プログラマーってそんなに簡単になれるものなんですか?(笑)
武田
一応数学ができれば(笑)。当時はプログラマーってすごい沢山の募集があって。今でもそうですけど。わりとなりたいと思ったらなれた時代ですね。まぁそういう時代が僕のような我流で乗り切っちゃうようなプログラマーを量産してしまったのでしょうけれど(笑)。
編集部
なるほど。で、今実際に作っているシステムってどういうものですか?具体的に教えてください。社名とかは伏せるんで。
武田
主要取引先は某大手ベンダーですね。作っているもので一番多いのは、既存システムの移行ですね。昔の汎用大型コンピューターからPCサーバに移行するっていうもの。そこのベンダー独自のOSやDBを使っていたシステムから、WindowsやLinuxなどの一般OSに切り替え、DBもOracleやSQLサーバなどに切り替えて、パソコン向きなシステムに置き換えるものです。イントラでやっていたものをウェブアプリケーションに置き換えてブラウザ上で操作できるようにするものですね。
編集部
それって非常に今風味なシステムのような感じがしますけど、どれくらい前からそういうWebベースの仕様になる動きがあったんですか?
武田
動き自体は4~5年前からありましたね。
編集部
どうしてそういう動きが出てきたと思います?
武田
クライアントの環境の変化ですね。今まではクライアントのパソコンにあれやこれやとインストールしなきゃシステムって動かなかったわけだけれど、パソコン買えば当然のようにWindowsとInternetExprolerがインストールされていて、これだけで動かせるシステムをWeb上に乗っけることが可能になった。これでエンドユーザは何も意識せずにシステムを動かせる環境が整ったということが大きいですね。
編集部
そのエンドユーザーっていうのはたとえばどんな人たちですか?
武田
まぁ、僕の場合は社内の物流を管理する人たちになりますね。その物流を管理する役割の人々が、ウェブを使って簡単にいろんなことができるようになるためのシステムです。
編集部
要は今出回っているありふれた環境で、誰もが仕事をできるようなシステムってことですね。
武田
そうですね。
編集部
実際に現場にいてトホホーな逸話ってあったりします?
武田
ありますねー。システムが動かない!って言われて飛んでいったら、そのマシンのHDDが壁紙用のビットマップで埋め尽くされていたりとか。しかも巨乳グラビアばっかりで、どう対応していいものか困りましたね(笑)
編集部
それは酷い(笑)
武田
あとは、そのマシンに勝手にインストールされていたいらない常駐exeが領域食いまくってたりとか。
編集部
なんか悪いインターネットしてたんでしょうね(笑)

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