放映した商品の売上動向で効果検証
今後も、NewDays ビジョンを活用していきたいと木暮氏は意欲を見せる。
「このキャンペーンは流通を担当する営業など、社内からも好評でした。今回のプロジェクトは新たな挑戦としてスピーディーに進めましたが。次はより多くの関係者の皆さんとじっくり準備して、より大きな結果を出したいと思います。
先程触れたようにNewDays ビジョンは売り場とサイネージが近いため、効果検証がしやすい媒体だと思います。そこに非常に大きな可能性を感じました。販売データと広告の関係や、駅ごとでの効果の違いを見ていけるのではないでしょうか。
単純に多くの面に出稿して終わり、ではなくて、売上にどれだけ寄与できたのかを考えられる交通広告。それをどう使えば、より効果が得られるのかしっかりと考え、さらにNewDaysさんでの売上にもつながる方法を探っていきたいですね」(木暮氏)
まだまだ始まったばかりの取り組み。JR東日本リテールネットと、キリンビバレッジがどのようにこの新たな交通媒体を活用を展開していくのか、注目していきたい。
●NewDays ビジョンの詳細が気になる場合は……
本記事のキリンビバレッジの施策は、ネットワークセット38駅73面での放映でしたが、他にも地域密着型の単駅、1社貸切りのスペシャルビジョンの合計3つのメニューがあります。2017年4月から140面に拡大するNewDays ビジョンの詳細は特設サイトをご確認ください!