資料のダウンロード数が5倍以上に!大事なのはシナリオ設定
徳井氏:「SATORI」には、Webサイトの閲覧者にポップアップ表示を出す機能があります。これが、新規リード獲得(匿名顧客の実名化)に大きく貢献していまして、そのベースとなるシナリオは細かく設定していますね。
他の施策も行いつつではありますが、資料のダウンロード数が「SATORI」導入前の5倍以上と伸び続けています。こういった結果も出ているので、「SATORI」に対する営業担当からの信頼はあついと思います。
そして営業担当も成果を知っているからこそ「SATORI」を営業自身も自ら活用しています。たとえば、失注した案件に関しては、失注のフラグを立ててもらう。そのフラグが立てられていると、半年後にお客様へリマインドのメールが配信されるよう、シナリオ設定をしています。失注後、最適なタイミングで再提案したことにより受注となった案件があったのは、とても嬉しかったです。
MZ編集部:お客様・営業担当の双方視点からみて、良いタイミングで商談を進めることができていますね。
徳井氏:「SATORI」の導入で最も良かったなと感じることは、営業担当がお客様のタイミングに合わせて効率よく提案ができるようになったことです。マーケティングと営業、営業とお客様、双方のコミュニケーションが大事だと考えています。
また営業部門だけではなく、他部署に協力していただいたことの結果や成果については社内で積極的に発信・共有していくようにし、信頼関係を築いています。
「SATORI」の成功事例をユーザー企業同士でシェア
MZ編集部:そのほか、「SATORI」の導入で得られた効果は、どのようなことがありますか?
徳井氏:ホットと定義するセグメントは思いつく限り多数設定し、シナリオで対象のセグメント該当者をテレアポ担当へ通知して、コールからの商談化率を計測。週次・月次で見直しを行い、効果がないものの改善・最適化を図るというPDCAを常に回しています。
現在は広告出稿を行わず、MAとインバウンドマーケティングのみで目標が達成できるようになりました。
MZ編集部:最後に、今後の事業展開や「SATORI」に期待することを教えてください。
徳井氏:SATORI社の良いところは、自社で「SATORI」を活用し、効果のあった事例をたくさん公開されていることですね。また「SATORI」のユーザー会では、他社さまの具体的な事例もうかがうことができ、とても参考になりました。(YouTube動画:ユーザー会の様子)アウトバウンド型の営業を行っている企業さまは、ぜひMAの活用をおすすめします。抱えている課題の多くを解決できるはずです。
当社でも、デジタルマーケティング事業での成功体験を踏まえて、全社的に「SATORI」を利用することになりました。また今後の展開としては、異なるサービスを扱う事業部をまたいで成果が出せるよう、日々「SATORI」と向き合って活用していきたいと思います。