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バズる動画を投稿するインセンティブをどう作る?自動車メーカー・オペルが考えたUGCによる「換金」施策

車載アンテナでインターネットを楽しめる新型車のプロモーションをUGCによって行った事例です。どうやって良質なコンテンツを効率的に集めたのでしょうか。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日に更新です。

キャンペーン概要

 時期:2017年
 国名:オランダ
 企業/ブランド:Opel
 業種:自動車

投稿動画がバズればタダで新車がもらえる!

 ドイツの自動車メーカー・Opelが新たに発売した、3種類のOnline Editionシリーズ。それぞれ高性能なルーフアンテナを搭載しており、ヨーロッパのほぼ全域において、車内で安定したインターネットを利用することができます。

 本シリーズのオランダにおけるプロモーションにおいてYouTube広告が採用されたのですが、ユニークなのはよくあるプレロールやオーバーレイではなく、ユーザーにOnline Editionの試乗をしている動画を自由に作ってもらった点。自作動画のYouTubeにおける再生数をお金(貨幣)に換算する、つまり動画が人気になって再生されるほど、高額なOpel車を安価に入手できるという企画を実施したのです。

 お金への換算にあたっては「再生40回ごとに1ユーロ」というルールがあり、以下のような計算になります。

  • The Karl Rocks Online Edition(€14,747)=589,900回の再生で購入可
  • The Corsa Online Edition(€18,490)=739,600回の再生で購入可
  • The Astra Online Edition(€23,070)=922,800回の再生で購入可

 上手くいけば“お金を一切支払わずに新車を手に入れられる”とあって、多くの試乗動画が投稿され、中には再生数810万回を突破した強者も。以下がその作品です。

 消費者自身にバイラル動画を作ってもらい、それをそのまま広告として活用してしまおうという試みは、ユーザーにとっても、そしてOpelにとってもオイシイ話。経済的な便益だけでなく、ゲーム性もあることでブランドとの積極的な関与を促せられるという点において、有効なYouTube活用施策だと思います。

動画はこちら

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 記事転載元:AdGang

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