トヨタ自動車は、同社の100%子会社であるトヨタマーケティングジャパン(以下、TMJ)を、2018年4月1日に統合することを決定した。
TMJは、業務の専門性と機動性を高めるため、トヨタ自動車から独立したマーケティング専門会社として設立。車種ごとに分かれていた広告キャンペーンを、消費者から見た同社の魅力として統合した「TOYOTOWN」や、若者の社会貢献意識の高まりを捉えた「アクアソーシャルフェス」など、時流に合わせて変化する消費者の意識に合わせたマーケティングを行ってきた。
しかし、マーケティング機能単独ではなく、商品企画や販売店ビジネスの企画・サポート機能が一体となって即断・即決・即実行しなければ世の中の変化に対応できないと判断し、今回の統合に至った。同社はTMJを同社の国内事業・商品企画機能と統合することで、商品企画からプロモーション、販売店活動まで一貫したマーケティングを機動的に企画・実施していく。また、近い将来のコネクティッド社会への対応や、モビリティサービスへの事業構造変革のスピードを高めていく。
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