昨今、スポーツチームがマーケティングに取り組む事例が増えつつある。本記事では、デジタルマーケティング施策に取り組み始めたセレッソ大阪のマーケティング担当者と、その取り組みを支援したアイモバイルの担当者に話を聞いた。
2017年にマーケティングユニットを設立
MarkeZine編集部(以下、MZ):まず、セレッソ大阪のお2人から自己紹介をお願いします。
西山:私はセレッソ大阪のマーケティングユニットにてユニットリーダーを務めています。マーケティングユニット自体は2017年にできた部署です。私は主にチケット関係の数字を管理しており、目標人数を達成するための施策をメンバーと日々考えています。
マーケティングユニット ユニットリーダー 西山弘泰氏
同ユニット 中嶋一眞氏
中嶋:私は西山と同じくマーケティングユニットに所属し、ファンクラブに関する業務を担当しています。ファンクラブ会員に対する来場促進キャンペーンやイベントの企画、加えて入会促進に貢献するためのプランを練っています。
MZ:マーケティングユニットが2017年にできたとのことですが、それまではマーケティングに関する組織がなかったのでしょうか。
中嶋:これまでは、営業グループの中で同様の業務を行っていました。
西山:仕事内容が大きく変わったわけではないんですが、きちんとマーケティング専門の組織にしたことで、集客に集中しやすい環境になりました。
MZ:続いてアイモバイルのお2人のプロフィールを教えてください。
伊勢:私はアイモバイルの関西支社のトレーディングデスク部にて弊社のアドネットワークや動画広告配信プラットフォームの「maio」、デジタルサイネージアドネットワークの「SCEEN」などを広告主に提案しています。
平康:私も同じく関西支社で、主にEC、通販系のクライアントを担当しています。

トレーディングデスク部 伊勢正基氏
同部 平康敦大氏
セレッソ大阪のマーケティング、その実情は
MZ:セレッソ大阪では、今回アイモバイルと施策を行う以前に、何かデジタルマーケティングに関する取り組みを行っていましたか。
西山:Jリーグが提供するワンタッチパスシステムにご登録していただいたお客様の情報は、来場時に端末にタッチしていればどういった人が来場したかがわかります。また電子チケットも同様に来場者の属性が把握できます。
現状は、そこで得られた来場回数や年齢、性別、住所をもとにセグメントを作り、メールを送るといったことを行っていました。
また、SNSでつながりのあるユーザーのデータを洗い出し、特にユーザーの多い地域やアウェイチームの近くに的を絞って、DMを送るといったことはしていました。
MZ:ちなみに、来場者の中でファンクラブの方はどれぐらいの割合を占めているのでしょうか。
中嶋:大体3分の1から4分の1程度の割合ですね、まだまだ増やす余地はあると思います。
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道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)
1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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