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Adobe Summit 2018

3大SNSのVIPをはじめ世界一流のリーダーが考える「エクスペリエンスの創造」とは

アメフト選手がSNSの力を使って提供した「エクスペリエンス」は?

 続いて基調講演に登場したのは、アメリカンフットボール選手のJ.J.ワット氏だ。

 同氏は、2017年8月にヒューストンを襲ったハリケーンの被災地へ救済活動が大きなきっかけとなり、全米の注目を集めた。ソーシャルメディアを用いて3,700万ドルの資金を調達した同氏は、救済活動を今も続けているという。

J.J.ワット氏
ヒューストン・テキサンズ所属のアメリカンフットボール選手 J.J.ワット氏

 自身の活動を振り返り、同氏は「私も正直、最初は寄付金がここまで集まるとは思っていませんでした。たったの19日間で20万人の人々が寄付してくれたんです自分の目の前で、信じられないサクセスストーリーが繰り広げられていくようでした」と話した。

 アメリカの中間層の家庭で育ったJ.J.ワット氏は、「自分より大変な人がいたら助けること、自分が受けた恩は、コミュニティに還元することを両親に教わりました」と語り、彼が提供したExperienceに関して、次のような考えを示した。

 「本当は、みんなポジティブなことをやりたいと思っているんですよ。良いことをしたいけど、行動に起こせる場所がないのです今回私がやったことは、その機会を作っただけ。みんな純粋に良い人だから、良いことをするプラットフォームができると良い行動が広がっていくんですね」

 20万人のチャリティ参加者と3,700万ドルの寄付金を集めることに成功したJ.J.ワット氏のストーリーからは、ソーシャルメディアが有するプラットフォームとしての威力が感じられる

 この後ステージに登場したのは、ソーシャルメディアを代表する3大SNS、Twitter・Facebook・Instagramのリーダー達だった

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3大SNSのVIPによる対談では、個人情報保護がテーマに

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この記事の著者

松崎 美紗子(編集部)(マツザキ ミサコ)

1995年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、新卒で翔泳社に入社。新入社員として、日々奮闘中です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/04/18 09:00 https://markezine.jp/article/detail/28159

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