リサーチ・アンド・イノベーションは、同社が運営するアプリ「CODE（コード）」において、流通小売店舗を介さずにメーカーが自由に発行できるデジタルスタンプカードの提供を開始した。

　「CODE」は、買い物のレシートと購入商品のバーコードをスキャンすることで、各種提携ポイントに交換可能なポイントがもらえるスマートフォンアプリ。2018年4月時点での登録者数は35万人で、流通をまたいだ購買データをシングルソースで蓄積している。またそれらの購買データを活用したリサーチや販促などのサービスも企業向けに提供している。

　今回リリースされたデジタルスタンプカードは、レシートと商品バーコードをアプリで読み取るだけで自動的にスタンプを貯めることができるもの。メーカーや店舗ごとのアプリは必要なく、「CODE」のアプリのみで販促キャンペーンへの参加が完結する。また、店舗側でのオペレーションが基本的に不要であるため、メーカー企業は直接消費者に向けて販促施策を実施することができる。

【関連記事】
・楽天とビックカメラが新会社設立　ECと実店舗の強み活かした「楽天ビック」を提供
・POSレジによる仮想通貨「Bitcoin」決済サービスを開始　ビジコム、ビットフライヤー連携
・クックパッドが料理動画事業に本格参入！流通チェーンと連携し店舗での料理動画配信へ
・APPLIYA、紙のように直接スマホへ捺印するポイントカードアプリ「Stamp」リリース
・KCCS、アプリ活用したO2Oマーケティングを総合支援する「KANADE APPS」をリリース