「グノシーQ」を見ている層とは?
MZ:実際の「グノシー」「グノシーQ」を利用している方の年齢層はどうなっているのでしょうか。
近藤:「グノシー」で見ると、特定の年齢層が突出しているわけではなく、若年層も含めた幅広い年齢層が利用していることがデモグラフィック情報から明らかになっています。

「グノシーQ」に関しては、20~40代くらいの方がボリュームゾーンとなっています。開催が毎日21時30分からと20代以上の可処分所得のある方にちょうど良いコンテンツとなっているのだと思います。
MZ:可処分時間をスマートフォン上で過ごすユーザーにリーチできるのは、読売テレビさんにとってもチャンスがありそうですね。実際に進めた企画について教えてください。
近藤:「グノシーQ」のユーザーを、2018年4月クールの木曜深夜に放送していたドラマ「ラブリラン」のリアル視聴につなげたいという要望がありました。そのため木曜日の配信時に、同じ日の深夜に「ラブリラン」が放送されることを告知しつつ番組内でもコラボレーションも行うことで、アテンションをとることにしました。
実は、我々にとってもこの施策にはメリットがありました。普段出演するのはMCの芸人さんなのですが、それに加えて主演キャストの中村アンさん、古川雄輝さんを番組内に登場させることで、そのファン層が「グノシーQ」に参加する動機を作れることになるわけです。
既存ユーザーに対しても、告知だけでなくキャストを出演させてクイズを行うことで、「ラブリラン」の認知獲得を自然な形でできると考えました。
配信前・中に適切な認知を
MZ:配信前と配信中に番宣も行ったのですか。
近藤:ラスト前1話である9話と最終回の放送日である5月31日と6月7日の「グノシーQ」の直前に予告動画を流して2人がVTRで出演することをお知らせしました。

また、中村アンさん、古川雄輝さんの出演VTRにも、番宣を入れさせていただきました。この2つの動画を通じて、同日の夜に放送があるということは伝わったんじゃないかと思いますね。
MZ:西川さんは今回の施策に対し、どういった印象を持ちましたか。
西川:Gunosyさんがスピード感をもって提案から実行まで進めていただいたのはとてもありがたかったです。VTRを撮影したのも、クランクアップの休憩の合間という、ギリギリなスケジュールの中で素早く動いていただけました。
また、「グノシー」のファーストビューにあるトピック欄に「ラブリラン」のバナーが掲載されたのは、とてもインパクトが大きかったと考えています。

近藤:通常トピック欄は「グノシー」の広告商品では提供していないのですが、あくまで今回はコンテンツ面でのコラボで、僕らにとっても中村アンさんと古川雄輝さんの出演は集客の大きなフックになると思い、掲載させていただきました。