アクティブコアは8月8日、「activecore marketing cloud」のレポートビルダー機能にドラッグ&ドロップで条件にマッチしたデータを検索し、容易に出力できる「アドホッククエリ」を実装した。
アクティブコアの「activecore marketing cloud」は、企業内の基幹データやWeb行動ログ、外部データといったマーケティングデータを収集・蓄積・統合・抽出するクラウドベースの統合型ソリューション。AIを活用した顧客軸でのデータ分析やレコメンド機能も搭載している。
同ソリューションの「レポートビルダー機能」は、マウス操作のみで直感的に分析やレポートを行えるという特徴を持つ。プライベートDMPに格納されたデータ項目が表示され、業務に応じた条件でリアルタイムにターゲットを抽出・集計・分析することが可能だ。
一方で、データ分析を行うユーザーの間では、レポートを作成せずに検索結果であるデータのみを出力したいという声があった。
今回のアドホッククエリの実装によりユーザーは、DMPからデータのみを出力し、分析などの業務に活用できるようになった。レポートビルダーの操作方法と同様、条件をドラッグ&ドロップで選択し、検索をかけてデータを抽出。抽出された対象の一覧は、CSVで出力することもできる。
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