fluctは8月16日、同社のSSP「fluct」のスマートフォンアプリ向け動画リワード広告において、2つの動画アドネットワーク「AdColony」「Tapjoy」との連携を開始した。
「fluct」のスマートフォンアプリ向け動画リワード広告は、ユーザーに動画広告を完全視聴してもらうことで、報酬としてアプリ内で使用可能なポイントやアイテムなどを付与している。事前にユーザーの承諾を得た上で行われるため、ユーザビリティを考慮したアプリ設計ができる他、アプリ滞在時間やアクティブ率の向上などのKPI改善にも貢献できる。
また、収益最大化のためのアドネットワーク配信比率の自動最適化が可能で、ハッシュ化した各ユーザーIDを一定期間保持することで、これまで困難だった問題発生時の迅速な原因究明を実現する。
今回連携することになった「AdColony」と「Tapjoy」は、広告主企業やモバイルアプリデベロッパー向けに開発された動画アドネットワーク。前者は、月間15億にも及ぶユニークユーザーへのリーチを可能としており、後者は現在20,000以上のスマートフォンアプリに実装されるなど、約7.4億のMAUを抱えている。
これによりfluctは、「fluct」における動画リワード広告の配信量を拡充。同SSPと提携するメディアは、さらなる収益の拡大を図ることができるようになった。
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