金沢工業大学は8月28日、CM総合研究所と共同で、テレビCMに関する研究を開始した。
CM総合研究所では1989年1月より、継続して「CM好感度調査」を実施。東西キー局、BS局で放送されるテレビCMをすべて採集・保存し、今日まで87万点あまりのCM作品の映像やそれに関する詳細なデータを蓄積している。
今回の共同研究では、これらテレビCMに関連するデータを、AIの一分野である「自然言語処理」や「機械学習」を用いて解析。CM施策の効果や消費者の反応など、精度の高い情報を提供し、コンサルティングにも活かしていきたい考えだ。
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