Geolocation Technology(ジオロケーション テクノロジー)は9月12日、「富裕層地域」「大学」「住宅着工数」のカテゴリーでターゲティングをしたユーザーのみにバナー広告が配信できるサービス「バナージャック」をリリースした。
同社は、インターネットユーザーの位置情報や企業情報などをIPアドレスから特定する技術「IP Geolocation」を有している。
「バナージャック」では、同技術を活用し、IPアドレスからアクセスユーザーの位置情報や組織情報などの情報を取得。「富裕層地域」「大学」「住宅着工数」のカテゴリーごとにターゲティングをした広告配信が可能になった。たとえば、「富裕層地域」では世帯年収1,000万円以上の割合が多い地域のみに絞って広告を配信することができる。
これまで同社が提供するアドテクサービスでは、ジオデータを紐づけたターゲティングが主に活用されていた。しかし、近年「嫌われないデジタル広告運用」のために様々なカテゴリーでターゲティングする技術が求められている。
同社は、独自の技術と外部データを連携させ、多様なユーザーデータを保有している。これをもとにしたターゲティングを実現することで、費用対効果の高いマーケティングに貢献する。
【関連記事】
・Geolocation Technology 、「どこどこJPマーケットプレイス」提供へ
・特定業種を狙い撃ち!Geolocation Technology、「業種バナージャック」提供の開始
・アドサーバーのレポートでエリア情報・企業情報等を可視化!「ADmiral」と「どこどこJP」が接続
・業種・エリア別などのターゲティング配信が可能に IPアドレスによる位置情報認識を活用
・どこどこJPマーケットプレイス、IPアドレスによる位置情報取得が“世界規模”に拡大