“8つのAIタイプ”で脳内整理からはじめよう
先に語った「AIの基礎学」について、まずは絶対に押させるべき「AI種類とできること」について具体提示しておきたい。「AI種類とできること。8つのタイプ」を以下の図にまとめた。

AIのタイプは、活用用途別に分類するとおおよそ以下の4つに分類できる。
・識別系AI:見る・聴くなど、モノゴトを識別するAI
・予測系AI:データから未来の事象を予測するAI
・会話系AI:自然言語によって会話するAI
・実行系AI:運転や機械制御など実行を司るAI(他のAIタイプとの複合が多い)
また、対人間における役割分担のスタンスの違いが2つある。
・人間“代行型”:人間ができることをAIが代わりに行う。24時間365日むらなく行える
・人間“拡張型”:人間ができない能力・スキルを拡張する。大量、微細さ、空間、機械間など司る
これら4×2の分類の掛け合わせで、合計8つのAIタイプに分類できる。世の中にあるAI事例がどの分類の当てはまるのか? を頭の中で整理しながら情報を収集するとよい。自社のマーケティングにAIを活用するにあたって、どの分類タイプから思考・アイデア出しするかで、着地点も随分変わるはずだ。是非日々の情報収集のフィルタとしてもご活用いただきたい。
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