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【OpenIDに関する調査】OpenIDの利用率はわずか1.2%/認知率は12%


半数以上が「利用したい」と回答

 Q5では、OpenIDの利用意向を尋ねた。その結果、「利用したい」(「非常にそう思う 6.0%」と「ややそう思う 49.4%」の合計)と回答したユーザーは55.4%と半数以上に及んだ。Q1で明らかになったように、OpenIDの現状認知率がわずか12.0%である事を考慮すると、このサービス自体の魅力とわかりやすさ、そしてYahoo!JAPANの存在が今後の利用意向に大きく寄与しているのではないかと考えられる。

 最後にQ6では、Q5でOpenIDを利用したいとは思わないと回答した223人に対してその理由を尋ねた。その結果、「個人情報などのセキュリティーが不安だから」が60.1%で最も多く、次いで「仕組みがわからないから」の42.5%、そして「IDやパスワードを共通(ひとつ)にする必要がないと思うから」の36.8%が続く結果となった。

 その他の自由回答としては、

「共通のIDだと、一度どこからから情報が漏れた時の被害が全てに及ぶから」
「自分でメモ帳にでも保存すればよい」

 などの意見が寄せられた。

 自由回答の結果を見てもわかるように「セキュリティー面での不安」と「OpenID自体の必要性」がOpenIDの普及を妨げる阻害要因であると考えられる。今後も、OpenIDへの参加企業やサイトは増えていくと考えられるが、上記ポイントをどのようにして解決するかがOpenID普及には不可欠なのではないだろうか。

調査は、メディアインタラクティブが保有するリサーチ会員に対して行った調査となっております。あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。

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株式会社セプテーニ(カブシキカイシャセプテーニ)

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MarkeZine(マーケジン)
2008/03/28 12:57 https://markezine.jp/article/detail/2943

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