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『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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私のキャリア

「自由・情熱・バランス」を胸に かっこいい姿を子どもに見せていきたい

 広告・マーケティング業界で活躍する人物の職業人生、キャリアを伝える本連載。今回は、東急ハンズの加藤千穂氏を紹介する。自由に主体性を持って生きたいと考える同氏の行動は、まさに大胆不敵。さらに持ち前の熱量にはまわりを巻き込む力があり、多くの人が魅了されている。ワークライフバランスも大切にしている加藤氏に、これまでのキャリアとビジョンを聞いた。

※本記事は、2018年10月25日刊行の定期誌『MarkeZine』34号に掲載したものです。

物怖じしない性格が仕事に味方する

株式会社東急ハンズ 営業企画部
販売促進グループ 加藤 千穂(Chiho Kato)氏

大阪府出身。新卒でチームラボへ入社し、受託開発を中心にディレクションを担当。2013年に東急ハンズへ転職。ECサイト・東急ハンズネットストアのマーケティング業務に従事し、2016年に現職。オウンドメディアの編集やInstagramの中の人として東急ハンズの価値を伝えるべく、日々奮闘中。

――新卒で入社されたチームラボ。もの作りや、テクノロジーに興味をお持ちだったのでしょうか。

 今やサイエンスやアート、テクノロジー分野で有名なチームラボですが、私が入社した2009年は、勢いのあるベンチャーのWeb制作会社という面が強い時代でした。そもそも就職活動をしていたときは、外資系企業に行きたいなと思っていたんです。決められたことをその通りにする仕事に興味がわかず、若いうちから裁量の幅がある仕事をやりたい、だったら外資系かなと。

 しかし、大学のゼミの先輩だったheyの佐藤裕介さんから「外資系と決めつけなくても、風通しの良い職場だったら合うんじゃないか」とアドバイスをもらいました。佐藤さんがフリークアウトの創業に関わっていたこともあり、IT系の企業も考えるようになりました。それからチームラボのことを知り、楽しそうな会社だなと思い応募しました。あえて未経験の開発職で(笑)。

――な、なぜ開発職で?(笑)

 希望していたのはディレクター職でしたが、落ちるだろうという予感がありました。当時のチームラボは今ほど有名ではありませんでしたが、数年働いて独立しようという意気込みのある人たちが就職説明会でも集まっていました。その中でコミュニケーション能力を武器にディレクター職を希望しても埋もれてしまうと思い、無謀ですが開発職で応募しました。一次面接はなぜか通りました(笑)。次の役員面接では呆れられたのですが、ディレクター職の採用担当と直接話す機会に恵まれ、結果ディレクターとして入社しました。チームラボでは受託開発案件を中心にディレクションを担当し、2012年の末までお世話になっています。

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)

MarkeZine編集部 副編集長
大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っている。
...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/10/25 14:15 https://markezine.jp/article/detail/29451

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