SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

定期誌『MarkeZine』メディアデータから掴むインサイト

クロスメディア活用で広告を届ける

 企業のメッセージを生活者に届けるには、ターゲットの性別・年代・趣味趣向を明確にしたうえで、メッセージを届けたい相手がどのようなメディアに接触しているかを把握することが重要です。本稿では各年代・男女別のメディア接触状況データから、それぞれのメディア特性を解説します。

※本記事は、2018年10月25日刊行の定期誌『MarkeZine』34号に掲載したものです。

企業のメッセージは生活者に届いているのか?

 顧客にメッセージが思うように伝わらない……。このような悩みに向き合った経験があるマーケターも多いのではないでしょうか。顧客にメッセージが伝わらないのは、メッセージの内容に問題があるのではなく、そもそも顧客に届いていないせいかもしれません。

 生活者を取り巻くメディア環境は複雑さを増しています。それに伴い、メッセージをどんな媒体を通して伝えるか、そしてどのように伝わっているかを確認する重要性が増加しています。

 相手に確実にメッセージを届けるためには、まずはどういうライフスタイルでどんなメディアに接触しているかを把握することが重要です。ターゲットの性別・年代・趣味趣向を明確にしたうえで、どのメディアに接触するかを把握しましょう。性・年代でのデバイス利用時間を知ることで、届けたい相手にどのメディアでアプローチすればよいかが見えてきます。

 図表1が示す通り、スマートフォンは、男女とも若年層での利用時間が長く、年代が上がるにつれて利用時間が少なくなっています。テレビは、スマートフォンの利用状況とは逆で、年代が上がるにつれて視聴時間が多くなっています。

図表1 スマートフォン・テレビへの1日あたりの平均接触分数(2018年7月)
図表1 スマートフォン・テレビへの1日あたりの平均接触分数(2018年7月)

 結果を見る限り、年齢が高い方をターゲットとするにはテレビCMでのアプローチが望ましく、若年層はスマートフォンなどデジタルメディアでのアプローチが定石のようです。しかし、本当にそうなのでしょうか? データを詳しく見てみましょう。

この記事はプレミアム記事(有料)です。ご利用にはMarkeZineプレミアムのご契約が必要です。

有料記事が読み放題!MarkeZineプレミアム

プレミアムサービス詳細はこちら

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラスをご契約の方は
・こちらから電子版(誌面)を閲覧できます。
・チームメンバーをユーザーとして登録することができます。
 ユーザー登録は管理者アカウントで手続きしてください。
 手続き方法の詳細はこちら

次のページ
テレビの効果は若年層にも健在

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
定期誌『MarkeZine』メディアデータから掴むインサイト連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

中里 隆之(ナカザト タカユキ)

株式会社インテージ Life Log Data事業本部 クロスメディア情報部
インターネット広告代理店にて、広告運用コンサルタントとして従事。多くの企業のデジタルマーケティング施策の立案・遂行に尽力した後、2013年にインテージ入社。シングルソースパネル(i-SSP)の商品開発/品質管理を担う。主にテレビCM・デジタル広告の...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/02/27 15:39 https://markezine.jp/article/detail/29454

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング