Twitterでロイヤルカスタマーを見つけ、つながる運用を
日常的なTwitterアカウント運用で続けているのが、ユーザーの誕生日ケーキ投稿に対し「#ハッピーバースデーシャトレーゼ」というタグ付きでRTをするというものだ。地道な取り組みではあるが、これが商圏で影響力を持つロイヤルカスタマーを見つけ、つながるきっかけにもなっている。
お誕生日おめでとうございます#ハッピーバースデーシャトレーゼ https://t.co/Yhs25yiB85
— シャトレーゼ【公式】 (@chateraise_jp) 2018年10月4日
ピンポイントではプロモアカウントなどの広告を用いながらも、基本はオーガニック運用を強化していくことでフォロワー数も口コミ数も1年で爆発的に増加した。

「とにかくこまめにくさらずやることが重要」だと岩井氏。しかし、毎日関連部署から情報を集めて発信し、コメントやユーザー投稿に一つずつ目を通してコメントを返していくのはなかなか大変なことだ。岩井氏は「担当者だけではやりきれない気持ちになることもあるでしょう。そこは上司・管理職の人が気持ち的にもサポートしていくことも必要です」と話す。
「限られた販促予算で呼び込めるのは店舗の周辺のごく限られた人だけ。デジタル施策でうまくいっているのは人口の多い都市部だけというイメージがあります。しかし、きちんとやれば我々のような郊外型の小売業でも成功事例と呼べるものができます。意識を強く持ってお客様とコミュニケーションをとっていきましょう」(岩井氏)