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ソーシャルメディア その進化と活用

【Twitter活用で売上4倍の事例も】シャトレーゼが挑んだオーガニック運用で口コミを増やす仕組み

Twitterでロイヤルカスタマーを見つけ、つながる運用を

 日常的なTwitterアカウント運用で続けているのが、ユーザーの誕生日ケーキ投稿に対し「#ハッピーバースデーシャトレーゼ」というタグ付きでRTをするというものだ。地道な取り組みではあるが、これが商圏で影響力を持つロイヤルカスタマーを見つけ、つながるきっかけにもなっている。

 ピンポイントではプロモアカウントなどの広告を用いながらも、基本はオーガニック運用を強化していくことでフォロワー数も口コミ数も1年で爆発的に増加した。

シャトレーゼTwitter公式アカウント開設前との比較
シャトレーゼTwitter公式アカウント開設前との比較

 「とにかくこまめにくさらずやることが重要」だと岩井氏。しかし、毎日関連部署から情報を集めて発信し、コメントやユーザー投稿に一つずつ目を通してコメントを返していくのはなかなか大変なことだ。岩井氏は「担当者だけではやりきれない気持ちになることもあるでしょう。そこは上司・管理職の人が気持ち的にもサポートしていくことも必要です」と話す。

 「限られた販促予算で呼び込めるのは店舗の周辺のごく限られた人だけ。デジタル施策でうまくいっているのは人口の多い都市部だけというイメージがあります。しかし、きちんとやれば我々のような郊外型の小売業でも成功事例と呼べるものができます。意識を強く持ってお客様とコミュニケーションをとっていきましょう」(岩井氏)

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この記事の著者

市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)

MarkeZine編集部 副編集長
大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っている。
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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/11/06 08:00 https://markezine.jp/article/detail/29472

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