SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

MarkeZine Day 2018 Autumn

ブランドはお客様と一緒に創っていくもの スノーピークのコミュニティ施策の裏にあったストーリー

ブランドはお客様と一緒に創っていくもの

 松澤氏は、コミュニティマーケティングにおいて重要な2つのポイントとして、「アウトリーチ」と「エンゲージメント」の向上を挙げる。

 「コミュニティマーケティングで重要なことは、アウトリーチとエンゲージメントの2つだと考えています。ここまで話してきたスノーピークの事例は、この2つのうち、エンゲージメントを上げるほうの施策です。エンゲージメントに関しても、コミュニティの階層に分けて色々なイベントを企画するなどして、どんどん『ハマる仕組み』を作られています。ここまで確立すると、Snow Peak Way自体が有名になり、“キャンプ好き”というもっと広いコミュニティを獲りにいくこともできます」(松澤氏)

 スノーピークの企業理念、そしてミッションステートメントである「The Snow Peak Way」。スノーピークは存在し続ける限り、「Snow Peak Way」も続いていく。

 「我々がコミュニティイベントやってきたことは、純粋に、ブランドを創り上げていくことです。ブランドの構成要素は、他に負けないような、良いモノと良いサービス。それを、コミュニティのイベントを通じて出会うお客様と一緒に作ってきたのです。これが、ブランドマネジメントの核にある考えだと思っています」(高井氏)

 松澤氏もコミュニティマーケティングの可能性に触れ、「ユーザーと同じ目線で考えることで、ユーザーが求める“本物”を作ることができる。本物のモノやサービスを提供していくために、コミュニティマーケティングは今後より重要になるだろう」と語り、セッションを結んだ。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
MarkeZine Day 2018 Autumn連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

大木 一真(オオキ カズマ)

モジカク株式会社 代表取締役。株式会社サイバーエージェントに新卒で入社し、Webメディア「新R25」の立ち上げにディレクター兼編集職として参画。Webマーケティングを手掛ける株式会社AViC(2022年7月に東証グロース市場へ上場)の創業期に参画し、執行役員を務める。2019年1月にBtoBサービスやSaaSの導入事例の制...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/11/08 08:00 https://markezine.jp/article/detail/29534

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング