現在進行系の動画広告
杓谷:2017年の12月にFIVEはLINEと資本業務提携し、LINEの子会社となりました。FIVEのLINEとの提携は今後どのような形になっていくのでしょうか?

菅野:LINEは日本で最も広範囲かつ熱心にユーザーに利用されているアプリです。そのLINEにおける広告プラットフォームとFIVEのネットワークの連携が今後より強化されていきます。
今グローバルではDuopoly(複占化)と呼ばれていますが、GoogleやFacebookをはじめとするグローバルのプラットフォームに同じ目線で対抗することができるプレーヤーはなかなかないません。しかし、LINE はその目線で戦う非常に大きなポテンシャルがあると感じています。FIVE としても、多くのアプリデベロッパーさんと向き合っていますが、メディアエコシステムをより良くすることは、インターネットそのものをより良くすることだと思って仕事をしています。今後、LINE グループとしての強みを活かしたソリューションを強化しながら、メディア環境全体への目配せを忘れないようにしていきたいと考えています。
杓谷:インターネット広告における動画広告は現在進行系で進化の真っ最中ということですね。貴重なお話をありがとうございました。