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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

私のキャリア

生活に地続きのメーカーで健やかに働いていきたい

メーカーのマーケターであり続けたい

――これまでの職歴を振り返り、ターニングポイントだと感じた出来事を教えてください。

 キリンへの転職と、出産後の仕事復帰ですね。転職によって、マーケティング予算や施策の幅の広がりに驚きと喜びがありましたし、デジタルの可能性を感じました。そして子育てをするようになり、仕事中心だった生活軸が、ガラッと変わりました。これまでを振り返ると、仕事第一でどこかギラギラしたところがあったと思います(笑)。育児中は時間的に制限されることが増える一方、働き方を考えていく上でプラスになっていることもあります。仕事に心残りがあっても強制的に子育てモードに切り替える日々は、大変ですが、求められる・必要としてもらえる場所が2つに増えたということが精神的な安定となり、肩の力を抜いて仕事に取り組めるようになりました。

 時間の制約があるためできる範囲で100%の力を出し切ろう、できないところは周りの人に頼っていいんだ、という気持ちで、周りと円滑にコミュニケーションできるようになったことは新しい発見でした。

――今後の目標やキャリアプランは、どのように考えていますか。

 私の世代には、デジタルマーケティングが登場し、試行錯誤しながら取り組み、「デジタルマーケター」と呼ばれるようになった方が多いように思います。それゆえに、このままマネジメントに進むのか、デジタル以外のマーケティングに関わるのか、……選択肢も多く、正直悩んでいます。

 デジタルマーケティングそのものは、いつかマーケティングとして統合されていくでしょうし、それを踏まえたキャリアのロールモデルもまだ少ない。また、私自身がなりたい像ややりたいことが明確にあるタイプではありません。唯一の希望は精神的に健やかに働くこと。それでも、ひとつ私の強みを挙げるならば、ずっとメーカーでデジタルマーケティングに関わってきたということ。前職もキリンも、もの作りに対して一貫した真摯な姿勢で向き合っている企業です。やはり今後も、商品の製造から販売まで関われる大好きなメーカーで働いていきたいと思っています。

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)

MarkeZine編集部 副編集長
大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っている。
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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/02/25 14:15 https://markezine.jp/article/detail/30387

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