SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

アドビ、マルケトの統合を完了 福田氏は専務執行役員に

 アドビ システムズは、2019年の事業方針を説明する事業戦略説明会を実施。マルケトとの統合が3月1日付けで完了し、マルケトの代表取締役社長アジア太平洋日本地域担当プレシデントであった福田 康隆氏が、アドビの専務執行役員 マルケト事業統括として、リーダーシップチームのメンバーに加わったと発表した。

左から、株式会社マルケト 代表取締役社長 アジア太平洋日本地域担当プレジデント 福田 康隆氏、アドビ システムズ 株式会社 代表取締役社長 日本及びAPAC(アジア太平洋地域)代表 ジェームズ マクリディ氏、アドビ システムズ 株式会社 専務執行役員 鈴木 和典氏
左から、株式会社マルケト 代表取締役社長 アジア太平洋日本地域担当プレジデント 福田 康隆氏
アドビ システムズ 株式会社 代表取締役社長 日本及びAPAC(アジア太平洋地域)代表 ジェームズ マクリディ氏
アドビ システムズ 株式会社 専務執行役員 鈴木 和典氏

マルケトのリード管理&アカウントベースドマーケティング技術が加わる

 同説明会では、はじめに同社 代表取締役社長 日本およびAPAC(アジア太平洋地域)代表のジェームズ マクリディ氏が登壇。近年の市場環境を概説した上で、「企業はデータを取得するだけでなく、そこからインサイトを得て、アクションをとり、すべての顧客にパーソナライズされた経験をもたらさなければならない」と強調した。

 この課題に対し「アドビのソリューションによって、あらゆる規模のBtoBおよびBtoC企業が、インパクトのあるデジタルエクスペリエンスを展開できるようになる」とマクリディ氏。同社の多岐に亘るソリューションに、マルケトのもつリード管理およびアカウントベースドマーケティング技術を加えた価値を提供していく。

 また、マクリディ氏は、マルケトに対し「日本において、高い評判を獲得し、顧客とよい関係を結んでいる企業。それを継続してほしいですね」と期待を示した。

デジタルエクスペリエンスに対する伴走型の支援

 次に登壇したのは、同社 専務執行役員 鈴木 和典氏。はじめに、国内におけるデジタルエクスペリエンスの市場規模が、年々拡大していることを示した。

 「デジタルにおける顧客体験を向上させることは、多くの企業で経営課題であると認識されています。我々は2021年まで、この領域の2桁成長が続くとみています」(鈴木氏)

 しかしこの領域では「単に製品やソリューションを提供するだけでは、成果を挙げるのは難しい」と鈴木氏。同社では、「アドビカスタマーソリューション」により、導入前のコンサルティングからサポートまで、180人態勢で伴走型の支援を行っている。同社は、この領域をさらに強化していくという。

アドビとマルケトは「最高の組み合わせ」

 さらに、マルケト 代表取締役社長 アジア太平洋日本地域担当プレジデント 福田 康隆氏が登壇。マルケトが2014年の日本法人設立から5年で、社員が100人、ユーザー会の規模が2,000人まで成長したことへの感謝を伝えた上で、統合後の抱負を次のように述べた。

 「マルケトがアドビの一員となることについて、『マーケティングオートメーション領域だけでなく、企業のデジタルトランスフォーメーション全体を支えていくための、最高の組み合わせ』との声をもらっています。この期待に応えるべく、アドビの一員として頑張っていきたいです」(福田氏)

 なお、アドビとマルケトの連携に関するロードマップは、3月末に米国で開催される「Adobe Summit」で明らかにされる予定だ。

【関連記事】
アタラ、アドビとデリバリーパートナーシップを締結
アドビの「Audience Marketplace」に楽天インサイトやビデオリサーチなど4社が参画
CCI、アドビ、SpotXが「動画広告配信」における連携を開始/健全な動画広告市場の拡大を推進
アドビ、Magento Commerce Cloudを統合 エクスペリエンスドリブン型コマースを加速
アドビ、マルケトを買収へ Adobe Experience Cloudを強化し、新たな顧客体験を創出

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/03/07 17:30 https://markezine.jp/article/detail/30570

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング