機械学習自動化プラットフォーム「DataRobot」を提供する米DataRobotは、英Armのカスタマーデータプラットフォーム「Arm Treasure Data eCDP」との連携を開始した。
「Arm Treasure Data eCDP」は、マーケティングからIoT領域まで多様なデータを集積するプラットフォーム。多くの企業は、こうしたデータの利用に課題を抱えており、特に機械学習・AIへのデータ活用においては幅広い技術を組み合わせたワークフローの構築が必要となることが懸念されていた。
今回の連携によって「DataRobot」では、直接「Arm Treasure Data eCDP」上のデータを利用できるようになり、高度な予測・検知を行うAIの構築を自動化し、ワークフローの整備を行うことが可能になった。その他にも、様々な顧客接点から収集された顧客活動データにもとづく最適な顧客体験の提供や、店舗・商品・CRMデータを結合した商品配置と在庫管理の最適化などが実現できる。
両社は今後、テクノロジーパートナーとして、継続的な技術・販売活動における連携を行っていく。
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