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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究

アイデア×テクノロジーで新しい体験を創造する/電通が採用を強化する「デジタルクリエーティブ」職とは

なぜ今、「デジタルクリエーティブ職」人材が必要なのか

――新卒採用を開始されるなど、デジタルクリエーティブ職人材の拡大・育成に力を入れられていますが、なぜ今、こうした人材が必要なのでしょうか。業界全体の課題感とあわせてお聞かせください。

保持:課題意識というよりも、前向きに新しい仲間と出会う機会を増やしていきたいという意識があるのかもしれません。これまでの「広告」という枠組みの中だけだと、生活者と関われる度合いというものは、やはり限定的になってしまいますが、デジタルクリエーティブでの取り組みでは、多くの人の生活のなかに、より深く入っていくことができます。またクライアント企業に対しても、広告宣伝・マーケティング・プロモーションというところだけではなく、プロダクトやサービスを作っている人たちと直接何かを作るということが、だんだんとできるようになってきました

保持:こうした実感値があるなかで、今後は仲間を増やして、もっともっと新しい挑戦を楽しんでやれたほうがいいよね、という考えがまず前提にあります。これは、電通、あるいは広告業界自体が、今までアクセスしてこなかった領域の課題とつながれるようになってきて、役に立てることも増えてきているからこそ生まれる空気なのかなと

 そんな前向きな機運のなかで、これまでの電通の採用では接点がなかったかもしれない専門性をもったみなさんが仲間になってくれたら、もっともっとこの期待値、機会をものにしていけるんじゃないかという考えがあります。そして、現場が感じていることや産業自体が変化していることに呼応する形で、こうした採用が始まったのではと思います。

――最後に、今後成し遂げたいことを教えてください。

保持:いろんな価値観があっていいと思うのですが、僕個人としては、電通という会社がより社会に役立つ会社になればいいな、と考えています。広告も、そのためのひとつの手段です。10年後、20年後に「これは電通人が関わった仕事だよ」「電通人がいなければ実現しなかったよ」というものが生まれていると嬉しいですね。

 また、僕個人としては2025年の大阪万博の誘致に関わった経験もあるので、そういった場でも電通人らしい関わり方で、世の中の役に立つ何かを作っていきたいですね。

――本日は、ありがとうございました。

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この記事の著者

福島 芽生(編集部)(フクシマ メイ)

MarkeZine副編集長。1993年生まれ、島根県出身。早稲田大学文学部を卒業後、書籍編集を経て翔泳社・MarkeZine編集部へ。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/05/17 09:00 https://markezine.jp/article/detail/30974

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