テテマーチが運営支援をする、「学生トレンド研究室 LOUPE(ルーペ)」は、103人の現役大学生を対象に、YouTubeにおける不快な動画広告・好印象な動画広告について調査を実施した。
8割が「動画広告を見て不快に感じた経験がある」と回答
YouTubeの動画広告に対する印象を聞いたところ、82.5%が「動画広告を見て不快に感じた経験がある」と回答した。一方で、60%が「動画広告を見てポジティブな印象を抱いた経験がある」と回答した。
不快になる動画広告の特徴は?
動画広告を不快に感じる理由を聞いたところ、「動画を早く視聴したいから」(71票)という回答が最も多く、「動画が盛り上がってきたところを邪魔されたから」(39票)、「広告がつまらなかったから」(16票)が続いた。
では、動画広告が入る場所についてはどうか。動画のどこに動画広告が入ると嫌かを聞いたところ、96%が「動画の途中」、4%が「動画の前後」と回答した。
コンテンツがおもしろければポジティブに受け取られる
動画広告にポジティブな印象を持つ場合は、どのようなケースだろうか。動画広告にポジティブな印象を抱いた経験があると回答した人に対して理由を尋ねたところ、「動画自体がおもしろいコンテンツだったから」(37票)という回答が最も多く、「広告に登場する人物が好きだから」(25票)、「自分にとって有益な広告だったから」(13票)が続いた。
スキップできる広告は、8割が「内容を確認しない」と回答
スキッパブル広告の内容を確認しているかどうかを聞いたところ、80%が「確認しないでスキップする」、20%が「確認してスキップする」と回答した。確認しない理由としては、「スキップすることが習慣になっている」(92.5%)、「早く動画が見たいから」(7.5%)が挙げられた。
YouTube広告で広告主のイメージは変わらない
YouTube広告を見る前と後で、広告主に対するイメージはどのように変化するかを尋ねたところ、「あまり印象は変化しない」(64%)という回答が最も多く、「広告主の企業・団体を意識することはほとんどない」(22%)、「どちらかといえば以前より良くなる」(7%)、「どちらかといえば以前より悪くなる」(4%)という回答が続いた。
【調査概要】
調査期間:2019年4月1日~30日
調査対象:現役大学生103人
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