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広報VTuberくらすたーちゃんに聞く!愛されるPR活動

VTuberが企業のマーケティング活動に与える影響とは?

MZ:VR事業を展開されているクラスターさんが広報活動にVTuberを起用するのは、サービスの紹介にも直結するので納得ですが、VRを事業としていない企業が広報VTuberを使う意味もあるのでしょうか?

くらすたーちゃん:もちろんです! 広報VTuberの強みは、「お客様と身近な存在になれる」ことなので、様々な企業の課題を解決する存在になると思っています。実際に、企業の活用も増えてきています。たとえば最近だと、日清さんが「輝夜月」ちゃんを「日清焼そばU.F.O.」のCMキャラクターに起用して、話題になりました。以前よりも、確実にVTuberの認知度が高まっていることを、「cluster」で開催しているイベントを通しても実感しています!

MZ:確かに最近、いろんな場所でVTuberを見かける機会が増えましたね。VTuberは今後、企業の広報活動やマーケティング活動にどのような影響を与えるとお考えですか?

くらすたーちゃん:「ユーザーとの距離をどう縮めていくか」これは、各社さん悩んでいることではないでしょうか。VTuberという存在が企業とユーザーの架け橋になることで、この悩みは解決できるんじゃないかなって思うんです。

MZ:どういうことでしょうか?

くらすたーちゃん:これから先、「自社の製品・サービスを買ってほしい、使ってほしい」という企業の一方的なPR活動では限界があると思っています。でも、企業がVTuberを上手く活用することができれば、日頃の活動を通してユーザーとの距離を縮め、関係性を作り、ファンを増やしていく。そんなマーケティング活動ができるようになるんじゃないかなって思います!

取材後、くらすたーちゃんとバーチャル空間内を散策しました。
取材後、くらすたーちゃんとバーチャル空間内を散策しました。

MZ:最後に、今後の展望をお聞かせください。

くらすたーちゃん:「バーチャル経済圏のインフラを作る」これはクラスター社のビジョンです。このビジョンを実現するため、クラスター社では、バーチャルクリエイターさんがきちんと稼げる仕組みを作っていきたいと考えています。

 バーチャルな体験を売りたい人と参加したい人がいて、そこで「cluster」というスペースを選んでもらえる。そんな状態にするために、「cluster」でのイベントや日頃の配信を続けていきます。より多くの人たちに知ってもらえたり、好きになってもらえるように、くらすたーは自分にできる精一杯で、今いてくださるファンを大切にしていきたいと思います!

MZ:くらすたーちゃん、本日はありがとうございました。

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この記事の著者

福島 芽生(編集部)(フクシマ メイ)

MarkeZine副編集長。1993年生まれ、島根県出身。早稲田大学文学部を卒業後、書籍編集を経て翔泳社・MarkeZine編集部へ。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/05/24 09:00 https://markezine.jp/article/detail/31092

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