NTTドコモ・ベンチャーズは、運用するファンドを通じて、英国のRealeyesに出資した。
Realeyesはコンピュータビジョンと機械学習により、動画視聴者の表情から感情を測定するソリューションを提供。同ソリューションは、顔の動作を基に、感情指標である「喜び」「驚き」「混乱」「悲しみ」「嫌悪」「恐れ」をリアルタイムに定量化するもので、主に動画広告の分析に活用されている。
同ソリューションを活用することで、従来はアンケートなどでしか確認できなかった「動画の各シーンで消費者がどのような感情を抱いたか」を、スマートフォンやPCのカメラで撮影した消費者の表情を基に、定量的に把握することが可能だ。
NTTドコモ・ベンチャーズは、同ソリューションとNTTグループが展開する広告・マーケティング事業との親和性が高く、これらの分野における新たな価値創造が期待できるとして、今回の出資に至った。
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