名古屋グランパスエイトとKDDIは、新たなサッカー観戦体験の実現に向け、戦略的イノベーションパートナーシップを締結した。
両社は2020年春以降、5GやXR、IoTを活用し、豊田スタジアムをはじめとする名古屋グランパスエイトのホームスタジアムにおいて、顧客の体験価値を最大化すべく取り組んでいく。
具体的には、XRの活用により、試合開始までの待ち時間を選手とコミュニケーションできる時間に変えていくほか、自由視点カメラを活用した新しいスタジアム体験を提供する。また、混雑する飲食店での注文やグッズ販売、トイレでの待ち時間をキャッシュレス決済やIoTの活用により短縮するといった取り組みも実施予定だ。
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