凸版印刷とタカヤは共同で、流通・小売店舗向けに吊り下げ型の商品陳列什器に対応した「スマートシェルフ」を開発し、2020年度以降の販売を目指す。店頭在庫をリアルタイムで把握できるため、店頭での棚卸業務や接客業務の省人化・効率化に貢献するという。
本サービスは、外装パッケージにICタグが貼付・内蔵された商品を「スマートシェルフ」から取り出すと自動で検知し、陳列された在庫が減少したことをリアルタイムで認識することが可能な陳列棚。従来の「スマートシェルフ」では、 シート型のアンテナの上に商品を置くことで、商品の有無の検知を行っていたが、今回開発した吊り下げ型の商品陳列什器に対応した「スマートシェルフ」では、吊り下げフックの部分にアンテナを装着しているため、任意の箇所で陳列が可能になり、設置・移動も容易になるという。
また、「スマートシェルフ」とデジタルサイネージを組み合わせることで、 商品を手に取った瞬間にデジタルサイネージ上でその商品の説明や関連広告の表示が可能。従来は店員が行っていた、商品の詳細説明や、関連商品の提案業務の省人化を実現する。
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