講談社は、読者のオタク的要素に着目したネット広告プラットフォーム「OTAKAD(オタカド)」の提供を開始した。
「OTAKAD」は、講談社の各Webメディア読者の記事閲覧データを基に、AIによって閲覧記事の傾向から趣味趣向を指数化し、読者の「オタク」度合いを解析。リアルタイムで読者属性に合致した広告配信を行うことで、読者の消費行動とマッチした訴求を行う。
今回、同社の11のWebメディアにおいて、システムの実装とデータ連携を行うことが可能になった。
それぞれの媒体は専門性の高い記事を提供しているため、読者が強い興味をもつトピックをより詳細に計測することができ、興味の度合いや行動変容を把握することが可能に。
同社は現在、消費行動を起こしやすいであろう「オタク」基本セグメントを20種類用意している。
また、IntegralAdScienceが提供する最適化配信技術を採用し、IAB基準に沿ったViewability、AdFraud、BrandSafetyといった基準を指定した広告配信を実現できる。
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