獲得から育成まで デュアルファネルでのLINE活用を支援
マーケティングにおけるLINEの価値について落合氏は、「一斉配信による認知・興味関心を促すだけでなく、APIを利用した配信を活用することでデュアルファネル(※)に活用できる点にある」と話す。実際に、電通デジタルはデュアルファネルでのLINE活用支援に注力しており、その体制も整っている。
電通デジタルには、LINE公式アカウント、LINE Sales Promotion、LINE Ads Platformなど様々な領域をカバーしているプロフェッショナルが在籍し、広告施策だけで終わることなく、既存顧客の育成までをサポートする仕組みが構築されているのだ。
そして、ここに「BOT BOOSTaR」が登場することで、特に顧客の育成におけるコミュニケーションがさらに充実してくる。
「これまでのLINE公式アカウントの使われ方は、メルマガと同じような感覚で、アカウントで全配信して終わりというのが多かったかと思います。『BOT BOOSTaR』は新しい顧客体験を生み出すと同時に、マーケティングにおけるLINEの使い方を大きく進化させられるのではないでしょうか」(星野氏)
また、落合氏は「広告で新規やトライアルの顧客獲得だけを狙うのではなく、ロイヤルカスタマーに育てていく時に、電通デジタルの真価を発揮できるのではないか」と話し、今後の展望を次のように話した。
「LINE社のパートナーシッププログラム『LINE Biz-Solutions Partner Program』で全3部門の『Sales Partner』に加え、LINE公式アカウントの『Technology Partner』にも認定された企業として、API活用によるマーケティング支援を引き続き強化していきたいと思っています。
企業とユーザーがコミュニケーションをとる場として、LINEは非常に魅力的な媒体です。LINE公式アカウントを活用したコミュニケーション施策については、『BOT BOOSTaR』を主軸としつつ、プランニングの段階から育成までを電通グループ全体でサポートしていきたいです」(落合氏)