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「マス向け」から「個別最適化」へ LINE活用を大きく進化させる「BOT BOOSTaR」とは

いつでも・誰でも・スピーディーにLINE活用ができる!

 では、ここから「BOT BOOSTaR」の機能の特徴を具体的に紹介していく。

1.簡単にボットを作成可能 LINEを「みんなの」マーケティングツールに

 はじめに特筆すべき特徴として、「ユーザーとして普段LINEを使っている感覚で、自由にカスタマイズしたメッセージの配信や、ボットの作成と動作確認ができます」と星野氏。プログラミング未経験の非エンジニアでも、その日から使えるほど設定は簡単で、LINEのトークルーム内で案内に沿って操作していくだけで、ボットを作成できるという。

2.データによるメッセージの最適化 外部データとの連携も可能

 「BOT BOOSTaR」を使うと、行動データに応じたシナリオ設計やターゲティングも可能になる。

 また、トーク内アンケートの回答やLINE Beaconへの接触状況、メッセージのクリックといったアカウント内の行動データは、ツール独自の管理画面だけでなくGoogle Analyticsでも確認・分析することができる。汎用的な形でデータを入力・出力できるため、外部の高機能なBIツールと連携させ、分析結果を「BOT BOOSTaR」に戻してメッセージ配信することも可能だ。

 さらに、電通グループの統合マーケティングプラットフォーム「People Driven DMP」とのデータ連携により、ユーザー属性の補足や、テレビの視聴ログデータの活用にも応用できる。“人基点”でデータを精緻化し、ユーザーのエンゲージメント強化に資するオンオフ統合プランニングが電通デジタルの強みだ。

3.最新のメッセージ表現機能がすぐに使用可能

 LINEのメッセージ表現機能は日進月歩で進化を続けている。ということは、ツール側もLINEのアップデ―トについていかなければならないわけだが、最新機能をフルに対応しているツールは少ないのが現状。

 しかし、「BOT BOOSTaR」はLINEのAPIに直接アクセスしているため、LINEの最新メッセージ表現機能をすべて使えるという特徴がある。LINE社が提供するモックアップ作成ツール「LINE Bot Designer」や「Flex Message Simulator」を用いてデザイン部分の作成も可能だ。

【活用事例】自由度の高いクリエーティブ

 クリエーティブの表現形式も柔軟かつ多様にある。

 たとえば、三菱地所・サイモンの展開するプレミアム・アウトレットは、回答率の改善および若年層からの回答数アップを目的に、LINEでのアンケートを実施。その際、「BOT BOOSTaR」を活用した。

 アンケートのメッセージは、テキスト・画像などの配置をはじめ、フォントのサイズや色などの自由度も高く、非常にリッチな表現となっている。

 「LINEでのアンケート施策自体は目新しいものでもないですが、これまでは回答形式が限られており、またURLからLINE外部のページに遷移して答えてもらうことが多かったかと思います。しかし、『BOT BOOSTaR』を活用することで、LINE内で簡単ににアンケートに回答できます。シームレスに答えられるほうが、ユーザーへのストレスが少なくなりますよね」(星野氏)

 また、資生堂ジャパン本社と電通本社の社員食堂は、「BOT BOOSTaR」を活用して、食事メニューを閲覧できるアカウントを開設している。

 アカウントでは、トーク画面の下部分に表示される「リッチメニュー」という機能から本日のメニュー・今週のメニューを選択可能。今週のメニューをタップするとカレンダーから日付を選択できる「日付選択アクション」を使うと、店の予約などにも応用できる。

資生堂ジャパン本社のアカウント(クリックして拡大)
資生堂ジャパンの社内カフェ・レストラン「番+美」「CUE」アカウント(クリックして拡大)
電通本社のアカウント(クリックして拡大)
電通の社員食堂アカウント(クリックして拡大)

 各メッセージに13個までのボタンを表示できる機能「クイックリプライ」は、メッセージのデザイン性を損なうことなく、ユーザ―に様々な選択肢を提示できるものだ。「隣の店舗のメニューを表示」「翌日のメニューを表示」といった関連するオプションを提示し、テンポ良くインタラクティブなやり取りを実現している。

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獲得から育成まで デュアルファネルでのLINE活用を支援

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/11/21 13:01 https://markezine.jp/article/detail/32238

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