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Amebaに聞く、安定したメールの大規模配信と制作工数の削減を実現できた理由

コスト削減以外に導入して良かった点は?

MZ:コスト削減が見込めたのが一番の決め手だったんですね。その他に導入して良かった点はありますか。

三品:導入に向けたサポートがすごく手厚いのは助かりました。また、導入の際に運用面での課題もいくつかお伝えしたのですが、それを改善するためにシステムのカスタマイズも進めてくれました。

MZ:具体的には、どのようなカスタマイズを行ったんですか。

北條:たとえば、メルマガのプレビュー画面を用意いただき、制作作業がスムーズに行えるようになりました。

MZ:「Cuenote FC」と以前のメール配信システムを比較して、ここが優れていると感じる部分があれば教えてください。

三品:性別やスマホのOSなどでセグメントを切ったアドレス帳を使って配信することがあるのですが、以前はそのアドレス帳作成を手運用で行っていました。しかし、こちらでアドレス帳を自動生成するバッチ処理(定期的にあらかじめ設定した処理を行う方法)を用意し、ユミルリンクのサーバーにアップロードする仕組みが構築できたので、工数の削減が実現できました。

北條:その他にも、これまでかなり工数がかかっていた作業の自動化などが「Cuenote FC」の導入によって進みましたね。また、以前はAmeba事業本部の全部署で同じ管理画面を利用していたので、下書きがたくさん保存されていてその中から自分の下書きを探すなど、効率的な作業がしづらい状況が発生することもありました。

 「Cuenote FC」の導入後は、部署ごとに管理画面を分割できるようになったので運用もしやすくなり、画面も各部署で使いやすいようにカスタマイズしていただいたので、非常に助かったのを覚えています。

永山:HTMLメールも直感的な操作で作れる管理画面になっているので、誰でも操作できるのは非常に魅力的です。

安定した配信と工数削減の両方を実現

MZ:そうした機能強化によって、メルマガ作成の現場はどのように変わりましたか。

三品:先ほどお話ししたメルマガを出し分けるためのアドレス帳作成など、以前は手運用で行っていたことがすべて自動化できたことで、作業時間を大きく短縮できました。リストを作るだけでも、何時間もかかっていましたので。

北條:以前はアドレス帳を作成した後のアップロードも時間がかかっていたのですが、自動化によって人手を介さず時間も短縮できました。Ameba編集室は週に2回の配信頻度ですが、アメーバピグなどもっと配信数が多い部署ではさらに工数削減になったのではないかと思います。

MZ:メールが届くのが遅い、届かないといったトラブルもありませんか。

三品:ほとんどないです。導入時に、なるべく短時間で送りたいという希望もあり、ユミルリンクの担当者の方と一緒に検証やサーバー増強も行い、一番早く送れる形に調整ができました。たとえば1,100万件の全件配信では、2時間半くらいで送れます。まれに相手側のサーバートラブルなどでエラーが出ることがあるので、そうしたものは、自動的に再度送るという仕組みになっています。

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手厚いフォロー体制でスムーズな導入を

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この記事の著者

平田 順子(ヒラタ ジュンコ)

フリーランスのライター・編集者。大学生時代より雑誌連載をスタートし、音楽誌やカルチャー誌などで執筆。2000年に書籍『ナゴムの話』(太田出版刊)を上梓。音楽誌『FLOOR net』編集部勤務ののちWeb制作を学び、2005年よりWebデザイン・マーケティング誌『Web Designing』の編集を行う。2008年よ...

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/11/08 10:00 https://markezine.jp/article/detail/32265

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