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白メガネ野崎が突撃!次世代のトップランナーに聞く新時代のキャリア形成

LIFULL木村さんに聞く、仕事のチャンスをつかむためのたった1つの方法

 本連載では、広告・マーケティング業界に特化した転職、副業、就活のキャリアコンサルティングを3,000人以上担当したホールハートの野崎大輔さん(通称:白メガネ)が、同領域で活躍中の業界人のこれまで歩んできたキャリアを深掘りし、人生100年時代におけるキャリア設計のヒントを探ります。今回は、デジタルエージェンシーでSEMコンサルタントを務めた後、LIFULLでデジタルマーケティングの責任者、現在はコーポレートブランディングを担当する木村紗希さんに話を聞きました。

最初はSEMコンサルに従事

野崎:今回はLIFULLのデジタルマーケティングの責任者を務めたのち、現在はコーポレートブランディングを担っている木村紗希さんに話を伺います。デジタルエージェンシー出身で事業会社に転身した後、なぜ現在のコーポレートブランディングまで任せられるようになったのか、どのようにチャンスをつかんできたのか、キャリア形成で参考になるお話を突撃取材します。

 まず、新卒で入った前職のキャリアから振り返っていただけますでしょうか。

木村:新卒で入社したのは、SEM(Search Engine Marketing)に特化したデジタルエージェンシーでした。1年間営業を経験した後、SEMのコンサルティング業務を行うようになりました。当時は運用の自動化も進んでおらず、非常に業務量も多かったのですが、自分のやっていた仕事の成果が数字で証明できるので、非常にやりがいを感じていました。

 具体的には、既存クライアントのプランニングをしつつ、オペレーションを行うチームとコミュニケーションを取りながらリスティング広告の運用方針を決めていました。

株式会社LIFULL クリエイティブ本部 ブランド戦略部 ブランドマネジメントグループ
木村 紗希氏

 デジタルエージェンシーで営業、SEMコンサルタントを経験後、LIFULLに入社。デジタルマーケティングの責任者を務めたのち、現在ブランド戦略部でコーポレートブランディングに関わる業務を担当している。

野崎:2010年から数年のSEM市場のお話は、私もSEMを扱うデジタルエージェンシーにいたので大好物です(笑)。そこでは何年働いたんでしたっけ。

木村:約4年ですね。

エージェンシーの気持ちがわかるマーケターに

野崎:私もそのくらいでした。さて、そこから次のキャリアが現在の事業会社LIFULLになりますが、なぜネクストステージへの転身を決意されたのでしょうか。

株式会社ホールハート タレントマネジメント本部コンサルタント/スペシャリスト 野崎大輔さん(白メガネ)

木村:元々、デジタルエージェンシーで3年目になったころからディスプレイ広告が台頭してきて、リスティング広告を中心に担当しているだけでは成長できないのでは、と思うようになったからです。そして、「もっと広い領域を担当したいので転職したい」と上司に相談しました。

 しかし「ディスプレイなど他の広告の提案であればうちでもできる」と説得され、それに納得した私は元々のリスティング広告に加えて、幅広い広告商品を積極的に提案するようになりました。ただ、当時の会社イメージが「SEMに強い会社」だったのもあり、そのイメージを打ち破ることができず、改めて転職活動を始めました。

野崎:その中で事業会社を選択され、LIFULLに意思決定されたのはなぜでしょうか。

木村:2つあって、前の会社で不動産業界のアカウントを担当した経験がなく、チャレンジしたいと思っていたのが1つです。もう1つは、LIFULLには業界ナンバーワンの競合がいて、そこに立ち向かえるところにも魅力を感じました。

野崎:あえて、ナンバーワンを選ばないというところが木村さんらしいですね。エージェンシーなどの支援会社ではなく、事業会社を選んだ理由はありますか。

木村:CPAを改善するために、自分の裁量でより幅広い広告商品を扱ってみたいと思いました。また、エージェンシーとの関係構築もしたいとも考えていました。エージェンシー時代、共有される情報が限定的だったり、限られた情報の中での提案がクライアント側の最適解に至るまでの提案ができていなかったりしたこともあったので、そこを解決したいと思いました。

 エージェンシーも事業会社も共通の目的・目標達成を目指す1つのチームだと考えているので、LIFULLに入ってからは、エージェンシーの方にはできるだけ情報共有し、お互いが何をするか、何をしてほしいかをすり合わせるようにしていました。

野崎:エージェンシーなどの支援会社から事業会社に行くと、スキルの貯金を活かして1社常駐のようなキャリア形成になるケースも散見されるのですが、しっかりと自身の介在価値を発揮されることで、社内の信頼残高を増やしていったのですね。

 ちなみに、その後は広告運用のインハウス化を進めたんでしたっけ。

木村:入社してから2年経ったころに、インハウス化の話が持ち上がりました。でも、私は、今はそのときではないのではと当時の上司に意見しました。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/11/22 08:00 https://markezine.jp/article/detail/32343

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