サイカとクロス・マーケティンググループは、2020年2月18日に業務提携した。同提携にともないサイカは、クロス・マーケティンググループのグループ会社であるクロス・マーケティングおよびディーアンドエムと、3社による共同サービスの提供を開始する。
同サービスは、サイカが提供する広告効果分析ツール「XICA magellan(サイカ マゼラン)」で行うMMM(マーケティング・ミックス・モデリング)をベースに、認知度や好意度などの消費者意識指標が売上などの事業成果に与える影響の定量的な分析から、分析により間接効果を含め算出した広告効果に基づく獲得単価の改善運用までを支援するものだ。
サイカとクロス・マーケティンググループは、テレビCM・インターネット広告をともに出稿している企業をターゲットとして共同サービスを提供し、2020年上期を目処にサービス成果事例の創出を目指す。
【関連記事】
・購買意欲を促進する広告媒体として最も多く選ばれたのは「テレビCM」/信頼できる媒体は?【サイカ調査】
・テレビCM出稿担当者、過半数が2019年の投資増を回答/代わりにネット広告を減らす傾向【サイカ調査】
・約7割の担当者がCookieによる行動分析に不足を感じると回答/規制強化はどう影響?【サイカ調査】
・マーケターの7割が個人情報保護規制強化に関心 関心層の5割は既に広告出稿等で影響受ける【サイカ調査】
・イーデザイン損害保険、サイカの広告効果分析ツール「マゼラン」を導入 地域ごとの広告投資を最適化