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リタゲ広告首位のFacebookに迫るGoogle AppsFlyerがモバイル広告業界レポート発表

 AppsFlyerは、モバイル広告業界に関するレポート「パフォーマンスインデックス 第10版」を発表した。同レポートでは、490のメディアネットワークを活用して、210億のアプリインストール、約16,000のアプリ、および520億のアプリ起動データを調査している。レポートの要点を紹介する。

モバイル広告はGoogleとFacebookが2強

 2010年代にモバイルで成功を収めたFacebookに対して、モバイルゲームで遅れをとっていたGoogleが、昨年に発表された第9版(2019年上半期)のレポートにおいて、ユニバーサルボリュームランキングで初めて1位を獲得するなど、近年のモバイル広告市場は、GoogleとFacebookの2社が専有している。

 Googleは今回、 量と品質の評価において重要なランキングであるパワーランキングでも初の1位を獲得。動画やクリエイティブ、機械学習への注力によりApp Campaigns製品を強化したことが奏功したと考えられる。

「パフォーマンスインデックス 第10版」ユニバーサルボリュームランキング
「パフォーマンスインデックス 第10版」ユニバーサルボリュームランキング

 FacebookはiOSで強い支配力を持っており、地域ベースで見ると、FacebookはGoogleよりも多くのランキングで1位になっている。一方で、GoogleはAndroidが圧倒的なマジョリティである発展途上国でのボリュームが非常に大きく、2019年下半期のアフリカにおけるGoogleのアプリインストールのシェアは上半期に比べて30%増となった他、ラテンアメリカ(+15%)とインド(+10%)でも増加した。

リターゲティング王者を守るFacebook、成長速度で上回るGoogle

 リターゲティングインデックスでは、Facebookが2位のGoogleに大きな差をつけ1位を獲得。成長速度では、GoogleがFacebookを上回った。

「パフォーマンスインデックス 第10版」リターゲティングインデックス

「パフォーマンスインデックス 第10版」リターゲティングインデックス

 ターゲティング機能とダイナミック広告製品を持つFacebookにとって、リターゲティングは独壇場となっているが、Facebookの昨年比5%の成長に対して、Googleは44%の成長と、成長率のスピードで追随している。

 また2019年下半期は、上半期に比べリターゲティングキャンペーンを実施するアプリの数が20%増加し、30%以上のコンバージョン(非オーガニックインストールとリターゲティングによる)をリターゲティングにより得ているアプリも18%増加するなど、低いリテンション率と高いアンインストール率に悩むアプリが、リターゲティングに注力している。

急速に成長した広告のメディアソースはTikTok

 2019年は、TikTokがメディア事業に全面的に参入し、TikTok Adsを導入。2019年上半期・下半期ともに成長インデックスで1位を獲得し、2019年最も急速に成長しているモバイル広告のメディアソースとなった。

「パフォーマンスインデックス 第10版」成長インデックス
「パフォーマンスインデックス 第10版」成長インデックス

 TikTok Adsは、広告主に様々なセグメントや市場の新しいオーディエンスへのリーチを提供し、事業を展開するすべての市場、特に本国である中国をはじめ、インド、北米、西ヨーロッパ(特にイタリア、スペイン、イギリス)といった先進地域で規模を拡大している。

 また、今回の成長インデックスでTikTok AdsとともにトップパフォーマーとなったMintegralはゲームを主力としており、ユニバーサルパワーランキングでは6位を獲得している。

アドフラウドの認識拡大により不正率が20%以上低減も

 2019年、マーケターの間でアプリの不正インストールに対する認識が大幅に高まり、その結果、疑わしいメディアパートナーに対してマーケターが抵抗を示すようになった。AppsFlyerが上位200社のメディアソースを分析したところ、全体の23%にものぼるメディアソースで不正率が20%以上減少し、不正率が5%未満だったメディアソースが21%も増加する結果となっている。

 一方で、広告予算の浪費につながる可能性の高い不正なメディアソースの撲滅には至っておらず、8%のメディアソースでは不正率が50%以上増加し、4%のメディアソースで不正率が上半期の2倍に達した。

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2020/04/07 14:35 https://markezine.jp/article/detail/33130

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