SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(AD)

時流に即した指名KW強化でアプリDL数2倍!集英社×セプテーニのApple Search Ads活用

 アプリを手掛ける企業においては、必須の取り組みである「Apple Search Ads(以下、ASA)」。本記事では、漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」がシーズナリティに合わせた指名キーワードの強化により、インストールを大幅に向上させた事例を紹介する。同アプリを手掛ける集英社と、取り組みを行うセプテーニの2社に運用ノウハウをうかがった。

アプリのニーズの高まりに合わせASAを強化

――はじめに、皆様の担当業務についてご紹介ください。

木根渕:集英社の木根渕です。私は、Webやアプリ上で漫画コンテンツを展開している少年ジャンプ+のアプリサービスの宣伝を中心に、担当しています。

原田:Septeni Japanの原田です。当社では、広告主のデジタルマーケティング支援に向けた包括的な戦略設計やサービスの提供を行っており、私は、今回集英社様の担当営業として、アプリのサービス拡大をねらった具体的な施策設計や改善アクションのご提案をさせていただきました。

安立:Septeni Japanの安立です。アプリ案件をメインとした広告運用コンサルティングを担当しています。ASAに関しては社内の媒体責任者を務めており、媒体社との連携や戦略設計を横断でサポートしたりしています。

集英社 少年ジャンプ+ 木根渕氏<br>Septeni Japan 原田涼氏<br>Septeni Japan 安立和真氏
集英社 少年ジャンプ+ 木根渕未来氏
Septeni Japan 原田涼氏
Septeni Japan 安立和真氏

――早速ですが、少年ジャンプ+の特徴について教えてください。またどのようなプロモーションを展開されているのでしょうか。

木根渕:少年ジャンプ+は、毎日更新されるオリジナル連載作品が「初回全話無料」で読めることが最大の特徴です(※初回全話無料はアプリのみ)。週刊少年ジャンプの電子版配信や人気作の限定無料公開も行っています。

 プロモーションに関しては、獲得したい成果を数値化し、年間やクール単位で目標を立てて行っています。具体的には、広告会社の方と協力しながら、インストールの獲得をメインに月々の出稿枠に応じて取り組んでいます。

――現在ASAへの出稿を強化されているそうですが、その経緯について教えてください。

木根渕:新型コロナウイルス感染拡大により、生活者が自宅で過ごす時間が増えてきた今年2月末、弊社の検索ボリューム増加を見込んだタイミングで、ASAでの指名キーワードの出稿を強化しました。

 実はこれまで、“ジャンプ”や“ジャンププラス”の指名キーワードに広告出稿はしていませんでした。というのも、これらのワードで検索してくれるユーザーに対しては、認知はとれていると考えていたんです。名称が浸透していない新規のサービスであればともかく、ジャンプというワードを認識、検索してきたユーザーに広告を打つ必要はないのではないかと。そのため、作品名などのキーワードを中心に対応していました。

 しかし今回、原田さんを通じて媒体社の担当者から指名キーワードへの出稿事例も含めて提案いただき、出稿によって面が増え、“ジャンププラス”で検索した人からのインストール率が上がる実績に納得ができたので出稿を決めました。

次のページ
認知度が高いアプリでも指名キーワード強化が必要な理由

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

丸山 真希枝(マルヤマ マキエ)

フリーライター。IT・Web業界を中心に100社以上のボードメンバーへの取材を行う。起業・マーケティング・クリエイティブなど幅広いトピックスを担当。趣味はヨガと瞑想。体幹と柔軟性を強化中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2020/07/30 10:00 https://markezine.jp/article/detail/33710

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング