SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

フリマアプリでの売却比率が10%上がれば、アプリ利用者が新品に支払える上限金額も上昇【メルカリ調査】

 メルカリ総合研究所は、慶應義塾大学大学院経営管理研究科の山本晶准教授と共同で、20代〜30代のフリマアプリ利用者・非利用者1,648名を対象に、フリマアプリで売れる価格が新品の購買意思決定に与える影響を調査し、その結果を発表した。

 今回の調査では、「メルカリ」での取引量が多い「ジーンズ」並びに「タブレット端末」の買い物シーンを想定。「新品価格」「売却比率(新品価格に占めるフリマアプリで売れる価格の割合)」「売却日数(フリマアプリ出品後に何日で売れるか)」「既に保有しているアイテムとのフィット」の4つの要因の組み合わせが、一次流通市場における新品の購入にどのような影響を及ぼすかを分析した。

 その結果、フリマアプリ出品経験者には、非利用者に比べ、新品購入を検討する際、価格の影響を受けにくい傾向があり、新品ジーンズの購入を検討する際、フリマアプリで高く・早く売れる商品ならば、安価な新品より高価な新品を選好する傾向があることも明らかになった。

 またフリマアプリ出品経験者は、新品タブレット端末の購入を検討する際、フリマアプリで高く売れる商品ならば、安価な新品より高価な新品を選好する傾向があり、フリマアプリでの再販価格が10%上昇すると、新品に支払える上限金額も上昇するとわかった。上限金額の上がり幅は、ジーンズでは+約2,000円、タブレット端末では+約2,400円だった。

【調査概要】
調査主体:メルカリ総合研究所、慶應義塾大学大学院経営管理研究科 山本晶准教授
調査時期:2020年3月11日(水)〜2020年3月12日(木)
調査方法:インターネット調査
分析手法:コンジョイント分析
調査対象:全国、20代~30代の男女、1,648名

【関連記事】
ブランド価値、アマゾンが昨年に続き首位/日本企業ではNTTがランクアップ 【カンター・ジャパン調査】
動画広告への投資意向、昨年より減少するも拡大傾向は継続/「広告戦略の全体設計」が課題に【サイカ調査】
「おうち居酒屋」の検索頻度が前年同期比で1,652%増加 クックパッドがコロナ禍の食トレンドを調査
コロナ禍で注力した活動は「SNS活用・広告」が6割 ファンや既存顧客に向けた投資が顕著に/AMN調査
スーパーや百貨店への来訪者数、緊急事態宣⾔解除前と比べ10~40%増加【クロスロケーションズ調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2020/06/30 17:30 https://markezine.jp/article/detail/33735

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング