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ライオンとLOHACO、IoTハブラシのテストマーケティングを共同で開始 購買・行動データを連携

 ライオンとアスクルが運営する一般消費者向け(BtoC)インターネット通販サービス「LOHACO」は、ライオンがIoTの活用により開発した『クリニカKid's はみがきのおけいこ』のテストマーケティングを共同で開始し、LOHACOにて先行予約販売開始した。

 同商品は、ライオン独自に開発したアタッチメントを装着したハブラシ(=IoTハブラシ)と専用アプリと連動させることで、子どもが自主的にきちんとした歯みがきを続けることを可能にする、乳歯期のオーラルケアを支援する商品。

 今回テストマーケティングを開始するにあたり、LOHACOのデジタルマーケティングサービス「LOHACO Insight Dive」(ロハコインサイトダイブ)を採用した。テストマーケティングでは、ライオンの保有データとLOHACOの購買・行動データを連携し、分析・施策・検証を担いPDCAを回すことで、子どもの成長に合わせた“はみがきのおけいこ”が正しく進められるようサポートした。

 商品購入後、IoTハブラシを通じてメーカー側が取得できるデータは、アタッチメント本体とアプリに蓄積される子ども一人ひとりの歯みがき行動データ(歯みがき頻度、歯みがきスキル、親の関心度など)。その歯みがき行動に基づき、交換タイミングや子どもの成長に合わせたアイテムをお知らせするコミュニケーションを行う。

 ここにLOHACOにおける顧客・購買データなどのビッグデータを連携させて補うことで、購入後のアプリ利用状況を検証できるほか、一人ひとりのオーラルケアのサイクルを正確に把握し、ハブラシ交換タイミングやステップアップ時期のお知らせに対する購買行動を分析することが可能に。

 これにより、乳歯期の子どもが歯みがき習慣をきちんと身につけられるまで、成長のペースに合わせた適切なオーラケアの提案が可能となる。

 また、子ども用オーラルケア商品を起点とし、ブランドロイヤリティへの影響を購買実績から定量的に検証することも可能。家族分アイテムへの拡張、ひいてはライオンオーラルケア商品全体への購買に広がるよう、ニーズに合った販促施策や顧客体験を実現することができる。

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2020/08/25 13:15 https://markezine.jp/article/detail/34147

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