ハースト婦人画報社は、リアルとデジタルのタッチポイントを組み合わせ、フードビジネスのマーケティングを支援する領域特化型総合ソリューション「HEARST FOOD Experience(ハースト フード エクスペリエンス)」の提供を開始した。
同ソリューションは、同社が保有する媒体、SNS、イベントなどの様々なタッチポイントと、それらの読者やイベント参加者などのデータを活用したコミュニケーションプランを提案。フードビジネスのマーケティングを一気通貫かつ多面的にサポートする。
具体的には、同社のプリントおよびデジタル媒体の編集・運営やデータ活用の知見、オンライン・オフラインの販売チャネルなどを掛け合わせることで、現状把握から、ソリューションの提案と実施、結果を踏まえたアクションプランまでを実現する。これにより企業は、商業施設や飲食店に向けたメニュー・商品の開発や、イベントやサンプリング、アンケートといった施策を組み合わせ、自社商品・サービスの課題に合わせた独自コミュニケーションの展開が可能になる。
なお既に、新潟県が開始した食材定期便「てのひら新潟」に同ソリューションが導入されている。定期便には、同社のライフスタイル・マガジン「ELLEgourmet」が厳選した食材が詰め込まれているほか、媒体上で専用コンテンツを制作し、食に関心のあるユーザーインサイトに基づいた訴求企画などを実施している。
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