新開発のプロダクト「カルーセル広告」の概要と魅力とは?
MarkeZine編集部(以下、MZ):今回リリースしたカルーセル広告のメニュー概要と特徴について、教えてください。
小越(スマートニュース 以下、SN):カルーセル広告は複数のクリエイティブを用いて、商品やサービスの魅力を訴求できるフォーマットです。マンガサービスの訴求においてマンガのコマをストーリーとして読ませたい時や、人材サービスの訴求において複数の求人案件を紹介したい時などに、効果的に使っていただけます。
小越(SN):「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」というミッションを掲げているスマートニュースでは、「コンテンツとしての広告(Ads as Contents)の実現を目指す」という考え方に基づいて広告事業を行っており、ディスプレイ広告や動画広告という枠に留まらない広告主・ユーザー双方にとって価値のある体験を目指しています。今回、商品やサービスの魅力をより効果的に伝えられるメニューとして、カルーセル広告の提供を始めました。
MZ:ちなみに、現在のMAU(月間アクティブユーザー)はどのくらいになるのでしょうか?
達川(SN):2019年8月の時点で日米合算MAUが2,000万人以上、ダウンロード数は5,000万を突破しました。また、直近では新型コロナウイルスの影響により、ニュースや正確な情報に対しての関心が非常に高まっています。そうした社会の流れにも後押しされ、現在もMAUやユーザー数、インプレッション数が増え続けています。
BIG5の次のメディア開拓を目指して
MZ:今回カルーセル広告の開発に至ったきっかけを教えてください。
達川(SN):2019年の年末ごろに、セプテーニ様から「新しいプロダクトを一緒に作れないか」と相談いただいたのが開発のきっかけです。
MZ:セプテーニはなぜ、スマートニュースにカルーセル広告の開発を持ち掛けたのでしょうか。
本間(Septeni Japan 以下、SEP):スマートニュース様とは元々付き合いが長く、広告事業をスタートされた時から販売に関わらせていただいています。そのため、我々も当初から重要なメディアパートナーとして位置付けており、以前より様々なご相談をしておりました。
本間(SEP):また、大手の広告プラットフォーマーに続く広告配信先を開拓したいと考えており、その筆頭格がSmartNewsでした。
そして、私たちが向き合っている広告主様のニーズを考えた時、「カルーセル広告」がSmartNewsにあれば、より一層喜んでいただけるという確信があったのです。