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au PAY マーケット、導入3年でサイト内商品広告売上が約3倍に!S4Adsで豊かなEC体験提供へ

 Supershipが提供する、ECサイト内に商品広告の出稿機能を容易に組み込むことができるソリューション「S4Ads(エスフォーアズ)」。au PAY マーケットではリリース前から導入し、出店者向けの機能「プラチナマッチ広告」として提供している。2020年11月で満2年を迎える同サービスが、サイト運営者、出店者、そして消費者にどのようなメリットをもたらしたのか。auコマース&ライフとSupershipのふたりに対談してもらった。

正式リリースから2年 サイト内商品広告ソリューション「S4Ads」

 大手ECショッピングモールで、見ない日はなくなったと言っても過言ではないサイト内商品広告。消費者は商品に出会うきっかけが増え、出品者は商品を訴求する場が増え、サイト運営者は収益アップにつながると三者にとってメリットがあることから、ECにおいてなくてはならないサービスになりつつある。

 企業のデジタルトランスフォーメーション推進を支援し、アドテク企業としても知られるSupershipは、EC運営者がサイトに商品広告の出稿機能を容易に組み込むことができる「S4Ads(エスフォーアズ)」を2018年11月28日に正式リリース。サイト内検索ソリューション「Supership Search Solution」、通称「S4(エスフォー)」のノウハウを活かして生み出されたもので、au PAY マーケット(当時はWowma!)では「S4Ads」を正式リリース前から導入し、「プラチナマッチ広告」として提供している。

サイト内商品広告ソリューション「S4Ads」の主な特徴

  • S4をベースとした、高いCTR・ROASを実現する高精度広告配信エンジン
  • 予算切れや在庫切れと連動した自動掲載コントロール
  • ウェブ・アプリ両方への実装が可能なAPI配信機能
  • 予算設定と商品入札だけで広告出稿が可能な、サプライヤーが使いやすい出稿機能
  • 手作業での集計が不要な実績集計・レポート機能

 S4Ads導入から3年、プロダクト開発のきっかけや技術的な特徴、サイト運営者、出店者、消費者にもたらすメリットについて、auコマース&ライフ 山田豊氏とSupership 佐野宏英氏に対談してもらった。

auコマース&ライフ 山田豊氏(写真左)、 Supership 佐野宏英氏(写真右)

au PAY マーケット×Supership対談 導入から3年間を語る

――まずはおふたりの自己紹介からお願いします。

山田(auコマース&ライフ) auコマース&ライフは、消費者向けのEコマース「au PAY マーケット」を提供する会社です。au PAY マーケットは、日用品やグルメ、ファッション、インテリア、家電など、たくさんの商品やお店と出会える総合ショッピングモールです。auをご利用でないお客様も利用可能で、Pontaポイントがつかえるだけでなく、ご購入金額に応じて最大15%のPontaポイントの還元もあり、おトクにお買い物いただけます。

 私は、楽天、ミスミ等を経て、2017年にKDDIコマースフォワード(現:auコマース&ライフ)に入社しました。現在は、au PAY マーケットの開発責任者をしています。

佐野(Supership) Supershipは、正確かつ膨大な量を誇るデータと、そのデータを使いこなすためのテクノロジーをもとに、データコンサルティング、DMP提供、AI構築、広告配信プラットフォームの提供を行うことで、企業のデジタルトランスフォーメーションをワンストップで実現する会社です。KDDIグループにおいては、オープンなインターネットビジネスの戦略子会社としての位置付けです。

 私は、スマートフォン向け動画広告配信プラットフォームを提供するアップベイダーを創業し、2015年KDDIグループにジョインしてSupershipを立ち上げました。広告配信プラットフォーム事業責任者やDMP事業責任者として、国内大手代理店と広告商品やDMPの共同開発プロジェクトを立ち上げ、現在はデータソリューション事業の責任者を務めています。

 Supershipでは、auのポータルサイトである「auポータル」に検索エンジンを提供していて、au PAY マーケットからも検索エンジンをはじめとするサービス開発の相談を受けていました。その流れから、今回のサイト内商品広告ソリューション「S4Ads」の開発に着手することになりました。

――ECサイト内商品広告については、海外ECプラットフォームが先んじて導入して以来、注目のサービスです。S4Ads導入以前、商品広告についてどのようにお考えでしたか?

山田 当時、他モールでは、出店者様が出稿される運用型広告のシェアが拡大していました。au PAY マーケットはその波から遅れていたため、運用型広告の導入は急務だと感じていました。一方で、他モールのプロダクトは、一定の運用知識が必要とされる商品設計になっていました。後発だからこそできるだけわかりやすく、運用負担が少ないプロダクトを導入したいと考えました。また、可能な限り自然検索に連動させたいという思いもあり、検索エンジンの提供を受けているSupershipに協力を依頼しました。

佐野 提供していたS4に派生する形で、SSP/DSP等広告の知見を活かし、さらにau PAY マーケットの成長に貢献できることはないか考えているところでした。当時、海外ではすでにトレンドでしたが、日本においても、ウェブ検索からECサイト内検索への需要の変化が見られていましたし、サイト内商品広告を提供することで、ECサイトは広告を掲載するメディアになり、EC運営者にプラスアルファの収益を生むことができます。こうした点からサイト内商品広告は必須のサービスであると考えました。au PAY マーケットへ提案した際もポジティブな反応を受けました。

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ユーザーが求める情報を表示する、価値ある広告プロダクトが完成

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2020/10/30 11:00 https://markezine.jp/article/detail/34612

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