SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZine Day 2020 Autumn Kansai(AD)

サイト管理の"当たり前"を覆す!誰でもノーコードで簡単にWebサイト運営ができる「BMS」とは

 デジタルマーケティングを進めていく上で欠かせない、Webサイト運営。CXプラットフォーム「KARTE」を提供するプレイドは、そのWebサイト運営に革新を起こすべく「Block Management System(BMS)」というコンセプトを打ち出した。「MarkeZine Day 2020 Autumn Kansai」では、BMSを体現するプロダクト「KARTE Blocks」とともに新しいWebサイト運営の形を紹介した。

Webサイト管理にニーズあり

 KARTEは、Webサイト訪問者を数字ではなく一人の“人”として立体的に可視化できるSaaSプロダクトだ。顧客がいつ、どのページを見ているのかなどがリアルタイムにわかり、それに基づいてその人の今に合わせたメッセージを送るなど、一人ひとりに合わせた最適な体験を提供することができる。

 「より良いCXを提供する」というビジョンをもつプレイドでは、ビジョンを実現するにあたってWebサイトそのものの運営に課題を感じていたという。「これまでのWebサイト運営では、どこに何を置くべきか、お客様が入りやすく滞在しやすいサイトがどうあるべきかを考えても、開発に工数がかかりすぐ検証することができません。より簡単に運営したいという根本的なニーズが明らかになってきました」と大東氏は説明した。

株式会社プレイド<br />Lead Customer Experience Designer 大東寛明氏
株式会社プレイド
Lead Customer Experience Designer 大東寛明氏

Webサイト管理における3つの制約

 現在、Webサイト管理にまつわる課題について、大東氏は以下の3つをあげた。

Webサイト管理にまつわる「3つの制約」
Webサイト管理にまつわる「3つの制約」

 1つめの「システムによる制約」とは、Webサイトにスクラッチ開発、CMS(コンテンツマネジメントシステム)、A/Bテストツールを利用している部分など、様々なシステムが使われているために起こる制約だ。「簡単な文言の修正なのに、数週間かかる」という場合も多いという。

 2つ目の「組織構造による制約」は、前述の「システムによる制約」のように1つのWebサイトに様々な技術が使われており、それぞれを扱う部署が異なるために起こる制約だ。「CMSで管理しようとしても、運用を進めると最初のカバー領域では足りないことがよくある」といい時間や工数を考えると「やりたいこと」より「やらない理由」が浮かぶという状況になっているようだ、と大東氏続けた。

 そして、3つ目の「ケイパビリティ(企業や組織が持つ能力)による制約」は人材不足が主な要因だ。開発やデザイン、アナリティクスやマーケティングツールの活用と様々なところで人が不足している。「量的にも質的にも人がいない。この問題は5年連続で深刻化している」と大東氏は「IT人材白書」(独立行政法人情報処理推進機構 社会基盤センター)の調査を引用した。人材不足と同時に、サイト管理が複雑化する分、求められるスキルも多様化しており、よりケイパビリティ改善の難易度が上がっているのが実状だ。

クリック/タップで拡大
クリック/タップで拡大

 「この3つの課題がWebサイト管理の”当たり前”になっている。我々はシンプルに、直感的にWebサイトを管理、運営できる環境が必要と考えている」と大東氏は続けた。そのビジョンが「Block Management System(BMS)」であり、それを具現化したプロダクトが「KARTE Blocks」だという。

次のページ
Webサイトをブロックで管理するBMS

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZine Day 2020 Autumn Kansai連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

末岡 洋子(スエオカ ヨウコ)

フリーライター

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/02/09 10:00 https://markezine.jp/article/detail/35320

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング