SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

イベントレポート

Twitterの最新広告アップデートが明らかに!【マクドナルドの活用事例も】

 2020年12月22日、Twitter Japanはメディア向けにブリーフィングを実施。本記事では、ブリーフィング内で行われたTwitter Japanのジェイク・ズウェルジキ氏によるTwitter広告のアップデートに関する解説と、同社の山川勝人氏と日本マクドナルドの山野邊普人氏によるトークセッションの模様をレポートする。

2020年Q4はブランド広告への投資が増加

 まず、ジェイク氏はTwitterの現状について明らかにした。Twitterの2020年Q4におけるブランド広告の出稿は2019年同月比で33%増加しており、新型コロナウイルスによる影響をもろともしない成長を見せた。

 この結果に対してジェイク氏は「新型コロナウイルスの影響が軽微になって戻っただけでなく、企業のデジタルシフトの流れが強まったことが大きい」と自身の解釈を語った。

 Twitter Japan グローバルビデオソリューションズ日本担当 ジェイク・ズウェルジキ氏
Twitter Japan グローバルビデオソリューションズ日本担当 ジェイク・ズウェルジキ氏

 また、グローバルにおけるmDAU(収益につながるデイリーアクティブユーザー)も1億8,700万と2019年同期比で29%増加したという。

 「国内の具体的な数字は明かせませんが、似たような増加傾向を示しています」(ジェイク氏)

Twitterが行った広告アップデートを一挙紹介

 2020年、Twitterといえばフリートなどの新機能が大きな話題を呼んでいたが、広告に関しても大きなアップデートがいくつか行われていた。今回のブリーフィングでは、ジェイク氏が各アップデートに関して紹介した。

 まず、トレンド欄に強烈なインパクトを残すことができるプロモトレンドスポットライト。これまでも膨大なリーチをとる広告としてプロモトレンドが活用されてきたが、プロモトレンドスポットライトでは1日1社限定でトレンド欄の上部に動画を掲載することができる。

 ジェイク氏はプロモトレンドスポットライトに関して「テキスト1行のプロモトレンドに比べてもより目立つニュースとして見せることができる」と語った。実際に従来のプロモトレンドよりも3倍以上のクリックスルー率をたたき出しているという。現在は映画の新作公開時など、メディアやエンターテインメント業界での活用が多いとのことだが、今後様々な広告主の出稿が増えていきそうだ。

 続いてジェイク氏は、カルーセル広告のローンチについて解説。2019年からカルーセル広告がTwitterでも利用できるようになったが、2020年にはビデオウェブサイトカルーセルの提供もスタート。複数枚の画像だけでなく動画を活用した広告配信が可能になった。

 また、Twitter利用者に新しい体験を提供した広告メニューがある。それは、Branded Likesだ。同メニューでは「いいね」ボタンにオリジナルのアニメーションを付けることができるもので、ジェイク氏によれば「社内でも注目されている広告商品の1つ」だという。国内では日本マクドナルドがベータテスターのパートナーとして最初に導入した。

 この他にも、Amplifyプレロール(旧インストリーム動画広告)のデザイン変更や、予約型広告向けの第三者調査の提供などについてもジェイク氏は紹介し、解説を終えた。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
日本マクドナルドがTwitterで体現しようとしていることとは?

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
イベントレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/01/29 07:00 https://markezine.jp/article/detail/35387

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング