英・Blisとイノベーター・ジャパンは、日本専属パートナー契約を締結し、日本市場でBlisのソリューション提供を開始した。
イノベーター・ジャパンは、クライアント企業のDX支援として「MediaDX」をはじめとするデジタルマーケティングソリューションを提供してきた企業。オンラインのデータに加え、今回オフラインインテリジェンスであるBlisの位置情報ターゲティングがソリューションに加わることで、より多くの企業の課題解決が可能になる。
一方Blisは、位置情報広告・分析の領域において、17年前から世界75カ国以上でブランド企業のマーケティングを支援してきた企業。今回の日本市場への参入により、同社サービスが日本スタッフのサポートにより国内で利用できるようになる。
同社では、年間15億のデバイスにリーチし、正確で精細な位置データを世界規模で計測、オンラインや実店舗への訪問数を含む様々なROIを提供するほか、変化する消費者動向への理解を促し、市場の課題を特定することで、競争力のある戦略の策定を支援している。
具体的には、計画、実行、効果測定のそれぞれを担う3つのソリューションを展開。「Blis Analytics」では、最適な広告出稿計画やクロスメディア戦略のための消費者動向に関する実用的インサイトを提供する。「Blis Activation」では、過去の行動履歴やリアルタイムの位置情報をターゲットし、最先端のクリエイティブをプログラマティック配信が可能。「Blis Attribution」では、キャンペーンの目的に応じて、オンライン・実店舗の訪問数など測定が可能となる。
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