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大日本印刷とFiNC Technologiesが資本業務提携 ヘルスケア領域で情報銀行事業立ち上げへ

 大日本印刷(以下、DNP)とヘルステックベンチャーのFiNC Technologies(以下、FiNC)は、ヘルスケア領域での連携を強化し、共同で情報銀行事業を立ち上げる。今回、情報銀行事業の推進にあたり、DNPはFiNCが実施した第三者割当増資の一部を引き受け、資本業務提携を行った。

 経済産業省が事務局を務める次世代ヘルスケア産業協議会によると、ヘルスケア産業の市場規模は、2025年に約33兆円になると推計されている。一方、健康で豊かな生活の実現に必要とされる生活者個人の行動などをデジタルデータ化した「ライフログ」は、多様なサービスなどを通じて収集できるようになったものの、サービスごとにデータが分かれ、フォーマットも統一されていないなど、有効な利活用が進んでいない状況だ。

 こうした状況に対してDNPは、生活者本人の同意に基づき、個人の属性情報や日常生活で蓄積されるパーソナルデータなどを安全・安心に流通させる「情報銀行」事業を2014年から推進してきた。情報銀行のシステムプラットフォームの構築・運用、情報銀行を活用したサービス開発などを行っている。

 一方FiNCは、AIを活用し、毎日の体重・歩数・食事など100億以上のライフログを保有。生活者個人の好みや悩みなどにあわせて、食事や健康に関するアドバイスを行っている。

 今回の資本業務提携により、両社が保有するサービス基盤のほかライフログや行動のデータを掛け合わせ、情報銀行をはじめさまざまなサービスの開発・拡充に取り組んでいく。

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2021/03/25 12:45 https://markezine.jp/article/detail/35907

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