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定期誌「MarkeZine」

第68号(2021年8月号)
特集「ブランドの魅力が伝わる、戦略的な顧客接点」

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定期誌『MarkeZine』巻頭インタビュー

顧客目線の改善と機を捉えた投資で急成長 ニューノーマル時代の新習慣を築くSOELUの躍進

 2021年の年始、“エガちゃん”こと江頭2:50さんがヨガを行うWebCMを配信。接した人に強烈なインパクトを残した。この広告を手掛けたのは、オンラインヨガ・フィットネスを展開するSOELU。昨年は突如として競合サービスが乱立したが、2017年からオンライン一本で勝負しているSOELUは、「30日間100円」のトライアル施策などを通して、元々の支持層に加えて50代以上の女性や男性にもユーザーを拡大している。代表を務める蒋 詩豪氏と白土聡志氏に、現在までのマーケティング戦略と直近の施策、そして今後の展望を聞いた。

電子版(誌面)はこちらから閲覧できます。

※本記事は、2021年5月25日刊行の定期誌『MarkeZine』65号に掲載したものです。

「フィットネスと暮らそう。」ビジョンを掘り下げて伝わるブランディングへ

(左)SOELU 代表取締役 CEO 蒋 詩豪(しょう・しごう)氏

早稲田大学出身。グリーを経て起業。ビジョン達成のために必要なあらゆる経営資源の調達を担当。CFO不在かつ類似企業ゼロの中、累計8億円の資金調達リードやIR、アライアンス営業、幹部採用をリード。今まですべてリファラルでCTO片岡・CPO越塚・BizDev執行役員苅部のアトラクトや元エムスリーキャリアCMO胡の巻き込みに成功。適材適所な採用とメンバーの成長機会を作ることに強いこだわりを持つ。座右の銘は「アカウンタビリティ×コミットメント」。

(右)SOELU 代表取締役 COO 白土聡志(しらと・さとし)氏

東京大学出身。グリーを経て共同創業。双方向型グループレッスンの独自価値を発明した「グループライブフィットネス」の第一人者。「0→1屋」として最速でPMFまで持っていく高速PDCA/グロースハックに再現性を持つ。また、自ら「毎日1%の改善を365日続けると38倍改善できる」を体現し続け、当社のケイパビリティである高速PDCAカルチャーの模範となっている。現在はCOOとして全社事業計画の予実を管理し、デジマ×マスマーケmix検証、シニア・男性拡張Proj.等の管掌役員として多部署にわたって執行をリード。

——まず、SOELUのサービス内容を教えてください。コロナ禍によってオンライン化したのではなく、元々オンライン専業なのですよね?

蒋:はい。2017年にサービスインしたSOELUは、家の中で運動を習慣化できる世界の実現を目指して、オンライン専業でフィットネスやヨガを提供してきました。ブランド名は、ユーザーに寄り“添える”ことに由来しています。

 早朝5時から深夜1時までの多種多様なライブレッスンを月間6,000本、加えていつでも見られる多数のビデオレッスンを提供しています。ライブレッスンでは、講師からポーズの指導などが受けられます。複数の参加者と一緒に行いますが、お互いの姿は見えません。

 健康は誰にとっても大事な要素で、運動はその柱のひとつですが、誰もが無理なくランニングやジム通いを続けられるわけではありません。仕事や子育てに忙しく、運動のために外に出るのが難しい人も大勢います。そこで、家にいるちょっとした隙間時間にフィットネスを提供しようと考えたのがサービス開発の発端でした。

 僕と創業メンバーの白土の、慢性的な運動不足という課題も背景にありました。ヒアリングなどから同じ悩みを抱えている人も多いとわかり、サービス開発に結び付きました

——2019年12月にリブランディングをされていますが、その際に変えたことは?

蒋:SOELUの考え方や目指すビジョンは、まったく変わっていません。変えたのは、アプローチの仕方です。

 目的は、メッセージやデザインなどをSOELUの実現したいビジョンが伝わるようにすることでした。それまでは経営陣に男性しかおらず、たとえば、ユーザーの95%を占める女性に対し、共感やワクワクを伝えることができていませんでした。気持ちの部分まで寄り添えていなかったと思います。そこでユーザーの気持ちに寄り添ったサービス作りや経営の経験を持つ越塚麻未を取締役に迎えて、SOELUとして実現したいことに共感できる丁寧な表現へと刷新しました。「フィットネスと暮らそう。」のコンセプトも、その際に改めて言語化しました。

 ただ、それまではメディア露出も多くなく、自由な時間を持ちにくい30〜40代の子育て中の女性、また忙しく働く女性を中心に、主に口コミで伸びていました。たまたまリブランディングとコロナ禍への突入が重なり、メディアに注目していただくことも増えていきました。

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この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

安成 蓉子(編集部)(ヤスナリ ヨウコ)

MarkeZine編集部 編集長 1985年山口県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。専門商社で営業を経験し、2012年株式会社翔泳社に入社。マーケター向け専門メディア『MarkeZine』の編集・企画・運営に携わる。2016年、定期誌『MarkeZine』を創刊し、サブスクリプション事業を開始。編集業務と並行して、デジタル時代に適した出版社・ウェブメディアの新しいビジネスモデル構築に取り組んでいる。2019年4月、編集長就任。プライベートでは...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2021/05/25 06:30 https://markezine.jp/article/detail/36287

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